東京の片隅から
目次きのうあした


2001年01月11日(木) 月の裏側

皆既月食があったらしい。知っていても曇っていたので見られなかったが、今日の月は綺麗だった。

月はいつもこちらに同じ面ばかり見せて回っているらしい。どうも裏側は見せてくれないらしい。
ドリトル先生のネタで裏側には植物が生えているというのがあったが、そんな空想を抱きたくもなる。
月の裏側には何があるんだろうか。写真で見せられていても、それは嘘で、本当は何かあるのではないか、と思ってしまう。何かあればいいなぁという期待だ。

夜遅く帰る時に、疲れている時に限って、月と目があう。お互い知らない振りをする。
私は「黄金の月」を歌いながら帰る。「たとえ夜空に黄金の月などなくても」。
月の裏側は、見ない方がいいかもしれない。


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