東京の片隅から
目次きのうあした


2001年02月11日(日) 20歳

専門学校の卒業製作のライヴイベントに行った。
初めて自分達で企画したイベントということもあるし、卒業製作ということもあるのだろうけど、みんな一生懸命で初々しかった。自分が20歳の頃とくらべると大違いである(苦笑)。
ちょっと幼いかなあと思うところはあるが、自分もそんなもんだったんだろう。働きはじめて初めて「大人」になるんだろう。

20歳の頃、私は大学生だった。
大学生の20歳はハンパだ。現役で入れば入学は18歳、卒業は21歳。
一応20歳からが「大人」とされているが、今どき酒もタバコも大学に入った時点で解禁になっているようなものだ。選挙権はもらえるが、選挙がなければ特に実感はない。
20歳はまだ子供だった。暗黒時代は抜けたもののまだまだ不安定だったし(今も不安定ではあるが)、部活でトラブルも抱えていた。今思うとしょうもないことで悩んでいたんだけど、その時は目の前のことを一つ一つ片付けるのに必死で、トラブルの多い分、逆に妙に諦観していた気もする。

大学に入って逆にやりたいことがわからなくなってしまった私にとって、目的があって専門学校を敢えて選ぶというのは凄いことだ。出発地点に夢があるのはいいなあとつくづく思う。
思ったものになれる訳ではないが、夢はないよりあった方がいい。
私も老後の夢に向かって、コツコツ頑張りますか(笑)。


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