東京の片隅から
目次|きのう|あした
今つきあっている人はまーさんという。普段はこういう名前では読んでいないけど、とりあえずここではまーさんにしよう。
まーさんの御両親に会った。私のほうは全然焦っていないのだが、まーさんは30過ぎたのでそろそろちゃんとしたいらしい。私のほうもつきあう時にハンパな気持ちでつきあうたちではないので、とりあえずきちんと会っておくか、ということ。 喫茶店での話自体はスムーズに終わったのだが、緊張で笑い出しそうになるのを堪えるのが辛かった。よく小説でいう表現は本当なんだなあと思った。 と後で書くと冷静に思い出せるのだが、その時はそれどころではない。終わった後は掌に汗をじっとりとかいていた。 御両親が帰った後、「どこの親もあんななのかねえ」とまーさん(お正月に彼はうちの親に会っている)。自分の親じゃん。のんびりしたところは似ているよ。
とりあえずスタート地点には立ったんだろうか?
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