東京の片隅から
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2001年03月15日(木) |
ROCKIN'ON JAPAN. |
「ROCKIN'ON JAPAN.」が出ていたので買ってきた。 今月号の表紙は浜崎あゆみ。 HPのBBSでは非難轟々だったが、蓋を開けてみるとなぁんだという感じ。ところで浜崎からのオファーだったそうだ。スタッフサイドは反対だったらしいが、アーティストよりもスタッフが保守的ってありがちすぎて笑える。 読んだ感想としては、他の雑誌よりは語っているかなあという気はする。「音楽と人」以来、わりと語るようにはなっているが。いろいろ語らせて面白いのはこれからだろう。 宇多田ヒカルのインタビューもとってあるらしく(掲載は来月号だろう)これも楽しみだ。 鹿野体制になってから今までもJAPANでは「ポップス」にカテゴライズして取り上げなかったアーティストも取り上げるようになったので、それが嫌な読者もいるようだが、私は面白い。編集長の好きな音楽が違うなら取り上げるアーティストは違ってしかるべきだ。前編集長山崎はあくまでロックの人だったが、新編集長鹿野はDJもやるのでこれからはクラブよりの音楽ももっと増えるだろう。私はそっちはあまり聴かないけど。片寄っているという人もあるだろうが、それに歯止めをかけるために他の編集部員がいるんじゃないのか。止められるとは思わないが(笑)。 ところで「ロック」にこだわる人に聞きたいことがあるのだが、「ロック」って何だ?JAPANに載っているアーティストでも岡村ちゃん「ファンク」だし電気は「テクノ」だしハイスタは「パンク」だし。音楽的なジャンルが「ロック」なのか、それ以外も「ロック」でなければならないのか。ハメを外さなければロックでないというのはハメを外さなければならない程度の個性しかないということだ。本当に個性爆発な人間は制服を規則通りに着ていてもどこかから何かがにじみ出てくる。 優れたロックは同時に優れたポップスでもあると思う。いつまでも耳に残るもの、ふと口ずさんでしまうもの。
ところで「WHAT'S INN」ではスガシカオと平井堅の対談。お互いヒドいことを言い合っているが、テレビやラジオなどでの二人の雰囲気を見ると、納得がいく(笑)。でも「牛の舌で舐められたような声」って何だよ。
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