中途半端にいい人。 |
ずっと、いい人になりたいと思っていた。
いい人って、どんな人の事を言うんだろうって思ってた。
親から刷り込まれたいい人になるためのやり方は、
『相手の機嫌を損ねないように・争わないように』だった。
中学を卒業してから、私はこの教えに従ってきたつもりだった。
でも、これは元から無理なやり方だったのだと気付いたのは、
それから10年近くが経った時だった。
いい人だねって言われることが多くなっていた。
でも、それは私の全部ではなかった。
私は気が小さいだけだった。
『自我を通した後に、襲ってくるしっぺ返しが怖いだけ。』
こんなセリフを読んで、どきっとした。
だんなさんはほんとにいい人だ。
もちろん欠点はあるけど、だんなさんみたいに人と誠実に関わっていれば、
欠点も含めて人から愛してもらえるのだと思う。
私の愛想の良さは、自分を守るためのヨロイ。
自分を表現する事への怖さを減らしていく事が、これからの課題。
ほんじゃまか。
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2003年04月02日(水)
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