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昨日書くネタがないとか言ったせいか、ネタが降ってわいて来た。
今日は11時30分に某金融機関の社員と面接の約束が入っていた。 昨晩は就職絡みで床に就いたのが明け方5時、目覚ましは9時半に セットしておいた。4時間寝れるんなら大丈夫だろう。
トウルルル・・・ 枕元の携帯電話からキューピー3分間クッキングの音楽が流れる。 着信。 誰だこんな朝っぱらから・・。
「もしもし」(不機嫌気味に) 「もしもし○○の□□と申しますが、おじゅん君ですか?」 「はあ、そうですが」(ん、約束ドタキャンか?) 「あの〜、確か今日の11時半に約束していたよねえ?」 「はあ、確かに」 「都合でも悪くなったのかな?」
どういうことだろう? 部屋の時計を見上げる。
うん?
え?
いやいや、まさか。
もう一度。
・・・。
長い針は8の数字、短い針は11と12の間にある。 これは何時何分だ? 11時40分。
「あ、あ、あ、す、すすすみません。」 「あ〜そうか、風邪でもひいちゃったのかな?」 「ええ、まあ、その、なんというか。とにかくすみません」 「じゃあ別の日に会いましょう」 「はい、ありがとうございます。来週の月曜日にお願いします」
・・・・・・。 就職難のこのご時世、普通すっぽかしたらまた 会ってくれる事なんてないのだろうけれど、 もう一度、会ってもらえる事になり助かった。 先方もわかっていたんだろうな。 風邪なんてひいているわけないのに。 今日も元気に夜更かししてるくらい。 ここまで来たら運はこっちにあるんだと思ってやるしかない。 母親からは「あんた意外と大物ねえ」と一言。
********************************************************** 愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。
ヘロドトスだかウェーバーだかの言葉。 今日の出来事は全て自分の責任だから別の話だけど、 うまくいかないことっていろいろある。 けれど、それはそういう時もあると思って 時間が過ぎ去るのを待つしかない。
手のひらで掴めそうなことって意外と多い。 けど、金魚掬いでは掬い上げる時が一番破れ易いように、 あとわずかで失敗してしまうことは間々あることだ。 全てを投げ出してしまいそうになる、そんな時に、 踏ん張らなくてはいけないし、そうすれば道が開けるのだと思う。
たくさんの失敗の経験を積み重ねた愚者の思いだ。
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