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2001年03月16日(金) ネタが降って来た

昨日書くネタがないとか言ったせいか、ネタが降ってわいて来た。

今日は11時30分に某金融機関の社員と面接の約束が入っていた。
昨晩は就職絡みで床に就いたのが明け方5時、目覚ましは9時半に
セットしておいた。4時間寝れるんなら大丈夫だろう。

トウルルル・・・
枕元の携帯電話からキューピー3分間クッキングの音楽が流れる。
着信。
誰だこんな朝っぱらから・・。

「もしもし」(不機嫌気味に)
「もしもし○○の□□と申しますが、おじゅん君ですか?」
「はあ、そうですが」(ん、約束ドタキャンか?)
「あの〜、確か今日の11時半に約束していたよねえ?」
「はあ、確かに」
「都合でも悪くなったのかな?」

どういうことだろう?
部屋の時計を見上げる。

うん?

え?

いやいや、まさか。

もう一度。

・・・。

長い針は8の数字、短い針は11と12の間にある。
これは何時何分だ?
11時40分。

「あ、あ、あ、す、すすすみません。」
「あ〜そうか、風邪でもひいちゃったのかな?」
「ええ、まあ、その、なんというか。とにかくすみません」
「じゃあ別の日に会いましょう」
「はい、ありがとうございます。来週の月曜日にお願いします」

・・・・・・。
就職難のこのご時世、普通すっぽかしたらまた
会ってくれる事なんてないのだろうけれど、
もう一度、会ってもらえる事になり助かった。
先方もわかっていたんだろうな。
風邪なんてひいているわけないのに。
今日も元気に夜更かししてるくらい。
ここまで来たら運はこっちにあるんだと思ってやるしかない。
母親からは「あんた意外と大物ねえ」と一言。

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愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。

ヘロドトスだかウェーバーだかの言葉。
今日の出来事は全て自分の責任だから別の話だけど、
うまくいかないことっていろいろある。
けれど、それはそういう時もあると思って
時間が過ぎ去るのを待つしかない。

手のひらで掴めそうなことって意外と多い。
けど、金魚掬いでは掬い上げる時が一番破れ易いように、
あとわずかで失敗してしまうことは間々あることだ。
全てを投げ出してしまいそうになる、そんな時に、
踏ん張らなくてはいけないし、そうすれば道が開けるのだと思う。

たくさんの失敗の経験を積み重ねた愚者の思いだ。


おじゅん |MAILHomePage

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