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2001年05月01日(火) それぞれの生活

昨晩は元バイト先の友達4人で夕ご飯を食べた。
4人とも今大学4年、つまりみんな就職活動の関係者だ。
僕ともう一人は同じ時期に内定が出てもう活動を終え、
一方で女の子2人はなかなか決まらず、今も就職活動中。
ため息ばかりついている。
大学のゼミでも女の子は苦戦している。

男の僕自身、就職活動中に露骨な女性差別を感じた。
例えば女性だけに「結婚・出産」のことを聞いたり、
容姿についてコメントしたり。これは立派な法律違反。
普通に考えて、仕事を男性だけでするのは変だと思うし、
ビジネスとして考えても、世の中の半分を占める
女性の視点を生かさずして、ビジネスは成功し難いと思う。

特に男性比率の多い某社の面接ではそのことを強調した。
人事の人もわかってはいるのだろうけど、
迷っているようだった。

しかし、僕のような一学生がその必要性を感じていたとしても、
女子学生の就職難がすぐに解決するわけでもない。
やはり「時間」が必要なのか・・。
就職は全てではないけれど、それを志して頑張る人の成功を
願わずにいられない。

パスタの店と洋菓子の店をはしご。
楽しい時と言うのはいつもあっという間で、名残惜しいものだ。
それぞれ、家路についた。

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帰宅してからも余り眠れず、4時過ぎに就寝。
今日は午後2時過ぎに起きる。

昨日の友達からメールが入る。
彼は今日から琵琶湖、京都を旅するとのこと。
西へ向かう新幹線の車中から。
彼も迷いながらも、飢餓・貧困のために働きたい
という夢をかなえるべく頑張っている。

女の子は2人共今日、就職活動。きっと今ごろ真っ最中。
リクルーター面接や選考会で頑張っているんだろう。

僕はこれから内定先の夕食会に行ってくる。
きっとまた葛藤を感じつつ。

ある日、時間を共有した人が、次の日にはそれぞれの生活を送る。
「みんな今頃どうしているんだろう?」
集まりなんかのあった翌日、こんな風な想像をするのが僕は好きだ。

一夜明け、またそれぞれの生活が始まった。
それぞれが悩みや不安や葛藤を抱えてつつ。
自分の置かれた状況を悔やんだりするばかりでなく、
置かれた状況下でどれだけ頑張るか、
そういう割り切り方もきっと必要なんだと思う。


おじゅん |MAILHomePage

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