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この一週間、「ギャラクシークエスト」、「ビートニク」、 「セシルB・シネマウオーズ」と立て続けに映画を見た。 いずれもメジャー作品ではない。 部屋にビデオデッキがないのと、映画館独特の雰囲気が たまらなく好きで、レンタルビデオで作品を見ることはまずない。
特に印象に残っているのは「ビートニク」。 この日は夕方に起床した。もう日が西に傾きかけている頃に 目覚めると、すべての物事に対するやる気が失せてしまう。 体に鞭打って、家を出て池袋をフラフラ。 本を読む気にもなれず、9時頃渋谷シネアミューズへという流れ。 ミニシアターのロビーの雰囲気ってわりと好きだ。
映画の詳しい感想は別ページに譲るとするけど、 とりあえず日が落ちかけた頃に目覚めた日に観るのに ふさわしい内容だったように思う。少なくとも、朝6時に起きて 朝食を取りしっかり散歩をした人が観るべき作品ではない。 要は僕向きの作品ということだ。
********************************************************* 19日土曜日は国分寺へ。部活の同期と移転した母校を訪ねる。 うすい小豆色をした低層の校舎はとても高校とは思えない。 校舎を徘徊。設備は素晴らしく、校庭も広い。 なんだか良く見かける高校の風景。野球部、サッカー部等等。 以前は50m走るのにもカーブが入っていた狭さだったのに。
教員室をちらりとのぞくと懐かしい面々が。 歩いている生徒も相変わらずで、思わずほっとする。 けれど、校舎内の一角では来年度からの共学化に向け、 モデルを使った写真撮影らしきことも行われていて、 変化は確実に起こっている。
吹奏楽部でお世話になった指揮者の先生とマーラーの流れる 音楽室で話をする。サラウンドはなかなかの迫力で臨場感もある。 舞台の配置通り、HrやTpはしっかり上方のスピーカーから 聞こえてくる。指揮者の先生は高校に勤務する傍ら、 職業音楽家として今でも演奏活動をしている。 先生に合奏中よく言われた言葉で、今でも覚えているのは 「最後は人間力」。これはあるCMで使われていたコピーらしい。
先生は「プロ」の立場から「趣味としての音楽」を教えていきたい とのこと。けれどもその「音楽」は決して音程とリズムが合えば よいというものではなく、文化に根ざした音楽、表現する音楽 であるとのこと。先生は邦楽を積極的に評価しているし、 例え西洋音楽であっても、単なる模倣ではなく、 その背景となる文化の感じられる演奏をするべきだと話していた。
********************************************************** どんな物事も「程度の問題」ということはわかっている つもりなんだけど、どうしてもゆき過ぎてしまったり、反対に 不足してしまうことばかりの気がする。特に最近。 余裕が欲しい。
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