彩紀の戯言
戯言 INDEX|past|will
2000年09月10日(日) |
韓国旅行 ー忘れ物ー |
やっとの思いで入国審査をパスした私たち、今度は税関検査用紙?を 無理矢理渡された。なんだ、何も持ち込まなくても提出しなきゃいけないのか。 サインを殴るように書き終え、荷物を取りに行こうとした。急げ!急げ!
・・・しかし、私の手の中にないモノを友人が大事そうに抱えていることに気がつく。 旅行用の書類一式。←飛行機のチケットと一緒に貰うヤツ あれ?なぜ、私は持ってないんだ???何が何だか解らない。またもやパニック!
コントなんかでは「そんな場所にあるはずないのにぃ」という場所を探したりするが、 まさにその状態。ポケットの中や友達のカバンの中まで探してみる。 あるはずのモノが無いと認識する事がこんなに難しいとは思わなかった。
一通り探し終え、どこかに置き忘れたという可能性までようやく思考がたどり着く。 ・・・あった。出入国カードを記入したカウンターの上に。そう、そこは海外。 歩いて20歩の距離だけど私たちにとってあのカウンターの上は海外なのだ。
ー最悪ー。入国審査のゲートがベルリンの壁に見える。 取りに行く許可は出して貰えるのだろうか? いや、その前にどうやって私の意思を伝えたらいいのだ?
Can you speak Japanese? 初めて海外で使った記念すべき英語。 やや!答えが返ってきたぞ!やったぁ、通じたんだぁ。 しかし・・・答えは”No !”だった。
結局、意味不明の英語と身振り手振りで説明?し、取りに行かせてもらった。 相手の反応は「何言ってるのかわかんないよ。行っていいぞ!」ってなカンジ。 どうやらベルリンの壁は低かったようだ。
私にとっては別の意味で「近くて遠い国・韓国」だった・・・あぁ、疲れた。
へとへとになった私たちはようやくガイドさんの元へたどり着いた。 「オソカタデスネ」と言われたが、ツアー客は私たちだけ。不幸中の幸い。
やっと、韓国の話ができるぅぅぅぅ。(*^_^*) まず、空港での両替を勧められた。ホテルでも可能だけどレートが違うのかな? 買い物はカードでするため食費分として3万円を両替した。
1000円が約10000ウォンに相当する。3万円は30万ウォン。 ウォンの最高額紙幣は10000ウォンなので、お札が30枚出てくる。 うっひゃぁぁぁぁぁ。お金持ち気分。財布がパンパン。なんだか嬉しい。
いざ、ホテル方面へ向けてしゅっぱぁぁぁぁつ! ツアー客が私たち二人だけだったので移動は全てタクシーだった。リッチな気分? 韓国では中型タクシーと模範タクシー、2種類のタクシーが走っている。
中型タクシーはシルバー色で料金が安い。が、観光客はぼったくられるそうだ。 相乗りがあったり、方向によっては断られることもあるので、 ガイドなしでは乗らない方がいいらしい。ガイドさんはひたすらこっちを探していた。
模範タクシーは黒いタクシーで料金が少し高い。車内はキレイ。 乗車拒否もないし料金はきっちり決められているので安心だ。 観光客だけでの移動はこちらを使うようにと言われた。
不思議なことに韓国には信号があまりなかったように思う。 車が止まったときは渋滞しているときで、車が多いということか? 信号を無くすためか合流地点が多く、クラクションの音も頻繁に聞いた。
幹線道路の本数が少ないようだが、車線の数が半端じゃない。 片側6車線ぐらいの道路もあった。もちろんソウルの話ね。 6車線の道路に2車線が合流してくるように見える地点もあり、 図々しくないと運転できない。そんな印象を持った。運転も荒いしね・・・。
明日はようやく食べ物の話だ。
<教訓>大切なモノは首から下げよう。
|