彩紀の戯言
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膝の調子もかなり良くなり、ほぼ普通に近い生活ができるようになった。 しかし、和式のトイレだけはダメである。90度しか曲がらない膝では使用不可能。 最近は飲食店や地下街などでも洋式トイレが普及してきたのでそんなには困らないが 洋式トイレよりも「音姫」に巡り会う確率の方が高い気がするんだけど・・・。
「音姫」とは・・・そう、あのボタンをポチッと押して用を足すときの音をごまかそうという 擬似水流音発生装置である。 いつから用を足すときの音を恥ずかしいと思うようになったか覚えていないが 「音姫」設置ブーム前だったことは確かだ。
設置されていなかった頃は、何に気兼ねすることもなく私はジャンジャン水を流して 音をごまかしていた。ただし、いろいろ問題はある。 水がもったいないとかいうエコロジー的な問題ではなく個人的な問題だ。
レバーが足踏み式の場合。 足で一度レバーを踏んでから用を足すと、時間が足りないのだ(笑) さらに足で踏み直すわけにもいかず、手で触れられるほどレバーは清潔じゃない。
ごまかす必要が無いかもしれない音をわざわざごまかそうという行為なのだから 最後まで完璧に施行したいではないか!途中から音が聞こえるくらいなら、 やらなくても同じだ。律儀な私はくだらないことで頭を悩ませた。
試行錯誤?の結果、トイレットペーパーをレバーに巻き付け手で操作することによって 延長を可能とした。この方法は通常にレバーを操作する際にも役立つ。
妙に中途半端な高さでレバーが付いている場合である。 足でも手でも操作可能な位置のレバー、どちらで操作すべきか迷うのだ。 手で操作する人にも気遣い、足で操作されている事を想定し自分を守る方法・・・。 レバーをトイレットペーパーで巻き手で操作すれば一気に解決である。
話を元に戻してタンク式のトイレの場合。 手による操作が可能だからといってジャンジャン水を流していると、いざという時 (つまり、本来の目的で水を流したいとき)にタンクの水が空になっているのだ。
空いているトイレならタンクに水が溜まるまで待っていればいいので問題なし。 しかし、混んでいる場合は順番を待っている人に申し訳ないと思うし、 「時間がかかる=大きい方」と思われたらしゃくに障るではないか。 音を消したいと思う乙女心が水の泡だ。
私の場合、レバーを「小」の方に傾け水を流しつつタンクに水を溜める方法を 選ぶことになった。とりあえずは解決だ。
ただし、上記の方法は和式のトイレの場合である。 洋式の場合は体に柔軟性を求められる事もあり少々困難だ。 とは言ってもこの話は「音姫」設置以前の話である。洋式トイレはあまりなかったのだ。
じゃあ、今は「音姫」を使っているのかというと・・・・。 私は使ったことがない・・・・。だっってぇぇぇどう聞いても擬似的でごまかせないじゃん。 と思うだけで、実際に聞き比べたことはないような・・・。
もしかしてさぁ、ある程度大きな音ならなんでもいいんじゃないの? 水の音にこだわるから不自然さに違和感がわくんだよ。
有線の音量をかなり大きくしておくとか、「邦楽」「洋楽」「アニメ」「演歌」とかの 選択ボタンがあって好きな曲が聴けるとかさぁ。 あぁ、でも著作権の問題もあるだろうし、いろんな曲が聞こえてきたら うっとおしいかな・・・。
あっ、そうそう。なんと「音姫」はごく稀に男性トイレの個室にもあるらしい。 (もちろん、自分で確認したわけではない) ひ、必要なのか???固体落下音には無効だと思うのだが・・・。
で、今はどうしてるかって?そうねぇ・・・・ 隣の人が水を流すときに便乗するとか・・・・ だって、1人しかいないときはあまり気にならないからねぇ。
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