彩紀の戯言
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2000年10月06日(金) スマイルはおいくら?

今日は美容院に行ってきました。
バッサリと切り髪を染め、気分も頭も軽くなってついでに財布も・・・。

美容院ってずっと鏡の前にいるでしょ。あれって私、苦痛なんです。
なぁんか、さえない顔が2時間も目の前に・・・。親を恨むべきかなぁ?
せめて笑顔に愛嬌があればなぁ、とも思うのだけれど、
どうも私の笑顔ってへちゃむくれ的。目なんか無くなっちゃってさ。

だから、笑顔が素敵な人って憧れるんです。

先日、中華風居酒屋?に行ったときのこと。
初めて行ったお店なのでシステムというか店の雰囲気がよく解らず
中華料理屋なのか居酒屋なのか戸惑っていたのですが、とりあえずオーダー。

するとオーダーをとってくれた男性店員(推定年齢二十歳前後)が
「とりあえず、以上でよろしいですか?」(ニコッ)
「メニューはこちらに置いておきますので」(ニコッ)

ほ、惚れた・・・その笑顔(笑)。

その笑顔は義務的でもなくお愛想風でもなく・・・・とっても爽やか!!
ダンナ様にも好印象だったらしく、店員が去ってすぐに彼の笑顔が話題になった程。

居酒屋風のオーダーの仕方でも迷惑でないということが判明したので、
お言葉に甘えダラダラと飲むことにしました。
必然的に彼の笑顔に出会えるチャンスも増えます。

料理を運んできてくれたときも
「もし、ウーロン茶の湯飲みがもう一つ必要でしたらおっしゃって下さい」(ニコッ)
「こちらは味が付いていますのでこのままお召し上がり下さい」(ニコッ)

もう、クラクラ・・・(笑)。

言葉はお店のマニュアルかもしれません。
しかし、他の店員さんとは違って彼だけが輝いて見えるのです。
そう、彼は必ずお客の目を見て話をしていました。そして・・・・ニコッ!

こちらまで思わず微笑んでしまう、そんな笑顔なんです。

私もウエイトレスや販売員としてアルバイトをしたことがありますが
おそらくそのような対応はできていなかったと思います。
私は比較的仕事を覚えるのが早かったようで、そういう意味では評価を頂いたのですが、
忙しくなれば対応がぶっきらぼうになってしまい、すぐ顔に出てしまう店員でした。

そもそも「顔に出る・出ない」以前に、不満や不愉快に感じること自体が問題で
できていない人間の証拠かもしれません。

もっとも、「お客様に快く食事や買い物をして戴く」そう教育されても
理解できない年頃だったとも思うし、
アルバイトの立場では愛社精神もありませんでしたけどね。
(だから、私は彼に負けてるんですね・・・)


二十歳前後って仏頂面がカッコイイと思っている世代の様な気がするんです。
私の偏見かもしれませんが、テレビなんかを見ていると最近は特にそう感じます。
笑わないイメージのタレントさんも多くなったような気もするし・・・。

だから、余計に彼の笑顔が輝いて見えたのかもしれませんね。

自分にはできなかった事への敬意、賞賛・・・・・・そして反省の意を込めて
笑顔の練習でもしてみようかな。

・・・・・ニカッ! どうしてこうなんでしょう???まったくしまりのない・・・・


心からの感謝を笑顔という形で表現する・・・・まずは心の訓練が必要かな?


彩紀 |HomePage

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