彩紀の戯言
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2000年10月17日(火) 「ぷかぷかワンタン 雲みたい」を下さい!

近所に中華料理屋がオープンしたらしく広告がはいりメニューまで載っている。
どれどれ?
長い・・・。メニューの名前が長い。

『知床鳥のササミとアボガドのわさび和え レタスがいっぱい』を下さい。」

と、注文しなくてはいけないのだろうか?
当然、店員は

「ご注文を繰り返します。『知床鳥のササミとアボガドのわさび和え レタスがいっぱい』
お一つですね?」

と返してくれるんでしょうねぇ。間違っても

「ご注文を繰り返します。『ササミとアボガドのわさび和え』をお一つですね?」

なぁんて、省略しないよねぇ?
つっかえながら長い料理名を読んで注文すると店員が省略することがあるので
客としては非常にバツが悪い思いをする。
どこかのファミレスでそんな思いをしたことがあるのだ。

まだ『知床鳥のササミとアボガドのわさび和え レタスがいっぱい』は長いだけで
あまり恥ずかしさがないので許せる。

『伊勢海老の塩味炒め モンゴルから愛を』を1つ下さい」はかなりイヤだ。

モンゴルの愛を下さいと言ってるような錯覚に陥りそうではないか!
モンゴルのイメージっつうのも曖昧だが、
黒髪で太い眉毛の遊牧民族が砂漠のようなところで家を造っているカンジ・・・。
(おそらく、ちょんまげ結って刀を腰にさした日本人的間違いだとは思うが)

しかも、モンゴル人の愛ではなくモンゴルの愛なのだ。恐さに拍車が掛かる。

『三色ピーマンとモウモウウシの炒め とんがり帽子入り』を下さい」

と注文する可能性もあるのだが、
モウモウウシが普通の牛と何が違うのだろう?とか、とんがり帽子とはなんぞや?
などというちょっぴり楽しい雰囲気が味わえるかもしれないので、まぁヨシとしよう。

他にも「『上海から来た畑の王様 麻婆豆腐』1つ下さい」てなパターンもありえる。

「上海から来た」はあまり問題はないのだが、「畑の王様」が引っかかる。
「畑の王様」ってなぁに?豆腐=「畑のお肉」的発想から名付けたのだろうか?
これを考えた人の苦労がうかがえそうだ。でも、王様って・・・。


ざっとメニューを見ると私たちがそのお店に行くとこうなる。

『プリティー海老のトースト揚げ』ひとつと、
『特選牛のカオヤーピン巻き スティックとともに』ひとつと
『ジューといえば海鮮おこげ』ひとつと、
『火を噴くドラゴンラーメン』ひとつと、
生ビールとウーロン茶をください。」(声を出して読むこと)

当然店員は・・・・・・。もう、やめておこう(笑)

いつかはぜったい行ってみたいお店だ。


彩紀 |HomePage

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