彩紀の戯言
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2003年10月01日(水) 石けん!実験!気分は論文風!(その1)

書きたいことがまとまらなくなる可能性があるので、今回は論文風(笑)。
石けんを作ったことがない方も読んで下さるかもしれないので、説明書き多し(^^ゞ。
つまらないでしょうが、まぁ、記録として…。


◆はじめに

過去に作った石けん5種類。
そろそろ制作にも慣れてきて、いろいろ試したいことや新たな挑戦意欲が頭の中をグルグルグル。
やる気のあるときにやっておかねば!!
ビールは冷たいウチに飲め!って、言うじゃん!←かなり違う

もう、作りたくて作りたくて仕方がないのぉぉぉぉ。石けん。

なぜにゃらば!(←かなりお気に入り)


◆目的

1)

実は先日ククイナッツオイルを購入したんです。
しかし、入手がそこそこ困難、かつ高価なオイルなのでおそらくちびちびと石けんに使用し、
効果を実感できずに使い切るんだろうなぁ、と自分のケチさをお粗末に思っていたところ…

なんと!友人がククイナッツオイルを下さるという(*^^*)。
やったぁ!これで石けんの名前(付けたことはないが(^^ゞ)に「ククイナッツ」の文字をどど〜ん!と
付けられるほどの量を使うことができるではないの(爆)。

「ククイナッツ石けん」を作りた〜い!

歳も考えずにバリッと日焼けしたこのお肌の修復効果きぼ〜ん。



2)

ソーパー達の大先輩を代表する方が「前田さん」と「たおさん」だと私は思っています。
前田さんは写真集かと見まごうレシピ本などを出版し、
入手困難なオイルや手作り石けんを販売するネットショップまで監修なさっている、まさに先駆者、伝道師。
一方、たおさんは本の出版はもちろんですが、個人のHPも開設し、
ソーパー達の情報交換の場を提供して下さったり、深く掘り下げたトピックを毎月更新して下さっています。
お二人ともダンナ様が外国人というところが面白い。(あれ?そうだよね?)

話を戻して。
私はたおさんの本を先に購入したので、たおさんの基本レシピを参考にして石けんを作っていました。
前田さんの本も購入したのですが、手持ちのオイルの種類が少ない私はレシピを斜め読み。
で、今回(←遅いよ)気づいたことが1つ。

前田さんのレシピはソフトオイルの割合が多い。
たおさんはソフトオイル40%が基本なのに対し、前田さんはほとんど60%を超えている。
作り易さや古きアメリカの伝統を重んじてたりと、いろいろな想いがあるのでしょう(*^^*)。

ソフトオイルとは主にしっとり〜、さっぱり〜というような使用感の決めてとなるオイルです。確か(^^ゞ。
それ意外の油はアワアワさせる目的のものと、カチカチにさせる目的のもので、
それぞれの割合は石けんの使い心地を左右する要員の1つだと思います。

私の唯一の石けん友達さんはたぶん「前田さん派」。で、私はなんとなく「たおさん派」。
友達さんは以前の私のレシピを見て驚いたことでしょう(笑)。

で、今回はソフトオイル60%にチャレンジです。


3)

お二方には攪拌方法の違い、もあります。最初の20分の攪拌は共通ですが、
その後10分おき程度にグルグルして数十分から数時間で型入れする方法がたおさん流。
それに対して20分攪拌後は型入れできるようになるまで(12〜24時間)放置するのが前田さん流。

ここでふと思ったことが1つ。
前田さんはソフトオイルが多いのでグルグル法では疲れちゃうから
ほったらかし法だったりして(笑)。
ソフトオイルを代表するオリーブオイルは鹸化が遅いと評判です(爆)。

ソフトオイル60%をグルグル法でやったらどれくらいかかるんだろう???

温度に関しては(さっき知ったのですが)、たおさんも前田さんと同じく40度と記述している場合もあったので
今回は気にししないってことで(^^ゞ。でも45度で混ぜました。←石けん友達さんへ報告


4)

「鹸化を早く進ませるために石けんくずを投入しています。」
こんな記事を読んだことがあるんです(*^^*)。

理屈も判ったので(前の前の日記参照)、やってみたくて仕方がない!!
他の条件を同じにした比較対照が無いにも関わらず、ただただやってみたい(爆)。
研究者としてはかなり失格。



目的を書くのですら、このだらだらさ…。
仕方ない。まとめてみます。

1)ククイナッツオイル石けん制作
2)ソフトオイル60%に初チャレンジ
3)でも、グルグル法でやってみる
4)石けん投入による鹸化速度の変化を「感覚的」でいいから確認




って、ことで続く。


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