σ(^_^)は、悪名高き(?)田園都市線で通勤してます。 特に、最終電車付近の混み方はハンパ有りません。 先日、それで殺人が起きたのも納得です。
でもって、連日最終で帰ってくるワケです。 今日も混んでいたワケです。 2人隣のオッサンが、さっきからつり革に掴まりコックリコックリしてる。 その前には、ズーっとイチャイチャしてる2人。 オッサンの降りる駅が近くなったらしく、聞いてたイヤホンを外す。 が、酔ってるのと眠いのでトロクサトロクサやってる。 両手使いたくなったのか、カサを首に掛けた。 (柄の部分のまるくなったトコね) それで、セカンドバックをゴソゴソやってる。 カサの先が、イチャつく2人の前に来る。 電車の揺れで、先が当たりそうになる。
”危ないなぁ”と私含め周りの数人が思ってた。
すると、案の定、勢いよく女のコの顔の前に! とっさに男がカサを掴む。
”おっ!ヤルなぁ”と思う。
が、後がイケナイ。 男「アブネーな!オッサンよー!!」 オッサン「ん?スマン、スマン。」
”あちゃー、オッサン、その言い方はマズいヨ”
”カーン!”男の中で、ゴングが鳴る。 予想通り、男がキレる。 そのままカサを引っぱり、オッサンを引き付けて胸ぐら掴む。 男「スマン、スマンじゃネーだろ!」
”あやや、始まっちゃたナ”
電車は駅に到着。
オッサン「すまない、俺はココで降りるから降ろしてくれ」 男「降ろしてくれじゃネーだろ、コラァ」
初めは、一緒の女も「アブナイじゃない!」とかやってたが 男の引っ込みの付かない姿に慌て出し「ヤメてよ」と男に言い出す。
ワタシは、後ろから押されて、いったんホームへ降りる。
カサのオッサンが出て来た。
”やれやれ、一段落か”
と、思ったら今度は違うオッサンに掴み掛かってる。
”ありゃ、参ったね。女の手前、引っ込みつかなくなってるヨ。”
どうやら、他のオッサンがカサのオッサンを助けたらしい。 それが気に食わなかったらしく、新たなオッサンに食って掛かってる。
”こりゃ、たまらん”
知らんフリしようと思ったが、目の前でヤラれては叶わない。 他の居合わせた人と、止めに入る。
ワタシは、オッサンを止める。 私「オッチャンが正しいよ。向こうは女といっしょでイキがってるダケ。ゆるしてアゲなヨ。」 すると、オッサンは、一瞬コッチを睨む様な素振りを見せる。
”イカン!俺もトバッチリか!!”
と、思っが「そうか」とオッサンは言って大人しくなった。 男の方は、引き続き興奮してるが、周りの人と女に制止されて ひとまず収まる。
”ふぅ、一安心”
と、思うのも束の間、オッサンが男の近くに寄って来る。
”うわー!もうワシは知らんゾ!!!”
と思ったら、網棚の上に荷物があるのでソコに行ったダケ。 でも、引き続き男の近くに立つ。
この空間に緊張感が漂う。
その元凶2人の間に、σ(^_^)はいる。
たーまりまへーーん。
オッサンは思い出し怒り(?)するのか、時々”カッ”と目を見開いて ワタシを見たりする。
んんん?私に諌められたのが納得行かない様子。 男の方も、時々ブツブツ言う。
一触即発の状況。 なんとなく、私が抑止力となっている。 心なしか胸を張り気味にして、”何か文句ありますか?”とでも言いそうな カンジでオッサンを見る。
そんな緊張が3駅程続き、男と女が降りて行った。 降り際に、ナニゴトかアルかも?と、緊張したが、大丈夫でした。
車内の緊張がほぐれる。
こんな書き方すると、さも私が勇ましい様に見えるかもしれませんが ぜーんぜん、そんなコトありません。 だって、足ガクガクしてましたもん・・・(笑)
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