そうそう。昨日書きたかったこと思い出した。 なんてたいした内容じゃないんだけど。
時々、本の浮気をすることがある。 何度も読んだことのある小説を途中でやめて 新しい本を読み始める。 新しい本を読み終えたら、また前に読んでいた 本に戻る。
今も村上春樹の「ねじまき鳥」を読んでいるのに 江國香織の「神様のボート」を読んでいる。 本屋で見かけて、何となく買ってみた小説。
ねじまき鳥は何度も読んだことがあるから どこから読んでも、いつ読んでもすぐにその世界に 入っていける。だから、途中で違う本を読んでも すぐに元に戻れる。 元に戻ったとき、なんだか「ただいま」っていう 感じがする。旅行に行って家に帰ってきたときの 感じ。馴染み深くて違和感がなくて、すぐに肌に 馴染む感じ。
前に村上春樹を好きな人とメールをしてみたい!って 思って、ネットで村上春樹好きを探したことがある。 その時に村上春樹を好きな人は江國香織を好きな 人が多いことに気が付いた。オレは、すごい好きって 言うほどじゃないけど、何冊か読んだことがある。 作風、空気が似ているのかな。
前に友達で気持ち悪いほど本の趣味が似ている人がいた。 一緒に本屋に行くとそれだけで2時間とか3時間とか つぶせちゃうくらい本について話の合う人。 好きな作家、作品、どんなところが好きかとか オレが読んでみたい本をその人は読んだことがあって おもしろいって感じたり、その逆があったり。 すごく貴重な存在。でも、引っ越しがあったり携帯番号が 変わったりして連絡を取れなくなっちゃった。 今、なにしてるんだろう。
あんまり幅広くいろんな作家の本を読まないから いつも次読む本に困っちゃう。だから、同じ作家の本を 繰り返し繰り返し読む癖がつく。 そのたびに違う発見があるから、同じ小説でも 飽きることはない。
今2冊の本を抱えているのに、次何を読むのか 考えている。次も昔読んだ本を読みなおそうかと 思っている。次は「ソフィの世界」かな。 哲学を小さい子どもにもわかりやすく書いた分厚い 小説。いろんな事を考えたくなるそんな小説。
次々と読みたい本が頭に浮かぶときは 本を読むのがすごく楽しくていい。安定している。
本を読んでいるときの静かな波のない 世界は気持ちが良くて楽しくて好きだ。
■イヤなことに気が付いた
朝、家を出る前にフッと気が付いたことがある。 前に人がやっていて「いやだなぁ」と思ったことを 自分がやっていてショックだった。 何をやっていたか。舌打ちをしていた。
別にすごい機嫌が悪かったわけじゃなくて ちょっと何かがうまくいかなかっただけ。 些細なこと。でも、そこで‘ぼやき’のように 舌打ちが入るのは良くない。
いつからやっていたんだろう。 人がいるときはやっていないと思う。 もし、人がいるときにしていたらイヤだなぁ。 絶対に絶対にしないようにしよう。
癖の中でも人を不愉快にさせるイヤな 癖の一つだと思う。しかも、舌打ちをすると 自分も不愉快になる。自分も他人も 不愉快にさせるなんて、なんてイヤな 癖なんだろう。貧乏ゆすりよりたち悪い。
もう、本当に本当に絶対に絶対に舌打ちなんて しない。舌打ちするくらいなら下を切ってやる!←ホントか? |