フーチーひとりごと。
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2001年02月15日(木) トライアングル5

数ヶ月後、俺とぽんたに別々に手紙がきた。ぽんたには会える気がするが、
俺にはまだ会えないという。俺はそれでよかったぽんたと彼女が仲直り
できるのなら。しかし、問題はそんなに簡単なこんじゃなかった。
 会わない時間で相手に対する気持ちの整理をするのは簡単かも知れないが、会ってしまえば、どうなるかわからない。
 ぽんたと彼女が再び会うようになって、ぽんたは俺に気をつかって「こんど彼女とあうね」と彼女と会う前に聞くようになった。俺はぽんたの交友関係に口出しすることはないし、たとえ彼女であっても俺は止めた事はないし、ぽんたとの約束がある日でも絶対っていいう日じゃなければぽんたの友達(彼女に限らず)を優先させてきたゆもりだった。
 そして、ぽんたの誕生日前後にぽんたが「彼女からもらってん」と某有名ブランドの腕時計を見せてくれた。俺の金銭感覚のズレかもしれないけど、「ぽんたへの恋愛感情がなくなって友達として会えるようになるまでは会わない」と言って、再び会う事を選んだ彼女。友達として、ブランド物の時計をプレゼントするのはどうなん?俺ならいくらお金があってもそんなことはしないだろう。
 そして、俺は彼女に「本当にぽんたへの気持ちに整理がついてるのか」とかなり単刀直入に聞いた。ぽんたへの気持ちがなくなってからって言ってたから俺も別に何も言わなかったけど、俺はまだぽんたへの気持ちがあると思うけど」と言うと、
「100%なくなったといえばウソになるけど、フーチーだって好きだった人への想いを完全になくすことできる?恋愛がすべてだなんてバカらしい。いつでもぽんたを貸してあげるっていうけど、私は私でぽんたに会うし、いつも一緒にいるんだからたまには私を会う時間をくれてもいいんじゃない?」と、本音には本音で答えが返ってきた。


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