分割払いはありがたいけど病院への借金がかさむ。 会計では誓約書もなくサクサク手続きをしてくれるのですが、 次回の通院日と、次回はいくらくらい入金できるかを聞かれる。 プレッシャーだ。
実はせんせいも、薬が高額なことを気にしている。 医者はハッキリ言って患者が窓口でいくら払うのかは分かっていない。 金額のことで医師が治療方針をたてる時に最善と信じるものを提示することに躊躇してはいけない、 とあえて口にしないようにしている感じもある。 それから患者によって加入している保険の種類も違うし、 還付金も納税金額で違ってくるし、 大きな病院の医師は患者の経済状態などプライベートな領域に踏み込まないようにしていると思う。 そういうことはソーシャルワーカーのような専門家にまかせている。 でもまあ、3割負担だとだいたいいくら位というのは知っているから聞けば教えてくれる。 製薬会社の販売価格を知っているからね。 現在の薬に変えて3回目。 せんせいの方から聞いてきた。 「会計でいくら払ってる?」 「11万ちょっと。1回目は全額払ったけど2回目以降は分割にしてもらってまふ。さすがに現金がつきてきたので。」 「あたりまえだよ!そんなお金普通サイフに入ってないよー。そうなんだよ 高っかいんだよなあー。でも効いているから文句もいえないし・・・ブツブツ・・・。」 その通り、自分を人質にとられているようなもんです。 製薬会社の言い値のとおり払うしかない。 医者も高すぎると思ってるんだなあ。 健康保険のないアメリカの金持ちでない層では払えないよね。 だから何百万も借金することになるんだな。
今日は せんせいも新薬の価格設定は高すぎると思っている でも(畜生)文句いえないんだよなー(ブツブツ) と思っていることが分かってよかった。 それからわたくしの胸というか胸骨上を指でソフトに突きながら、 いや普通に触診ですが、 「すげー すげー 効いてるー。」 と、3回くらい すげー と言っていたのが微笑ましかった。 せんせいは多分、わたくしよりちょっと年下だと思いまふ。
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