いきいきと話している友人に向かって 「まるで水を得た『うお』のようだね」といったら 「えーー?『うお』じゃなくて『さかな』でしょ?」と返されて えーー違うよ〜と思いつつも 自信がなかったので、これをきっかけに色々調べてみた。 メールで知合いに問い合わせた結果は 圧倒的に「さかな」が多い。 でも漢字検定2級の友達や大辞林で調べてくれた友人によると やっぱり「うお」が正解らしい。 というか「さかな」という読みは「酒の肴」や「酒菜」が転じた当て字らしい。 一般に生物としての魚は「うお」 食べ物としての魚が「さかな」というような解釈も聞いた。
それから友人の話によると 西日本では「さかな」と読む場合が多いらしい。 地域性も影響しているのかな。
ちなみにネット上のe辞林では 「水を得(え)た魚(うお) 活躍できる場を与えられ活気づくようす. −−−−−−− ということだった。
ちょっとしたきっかけだったけど色んな解釈をしることができて 面白かった。
「まちこる」なんてふざけたコーナーを再開したけれど 本当に日本語って難しい。 知らず知らずの間に間違って覚えていることもある。 (実はその前にも「活づくり」を「かつづくり」と読んで大失敗をした私なのである。f( ̄ー ̄;;))
「辞書を常に携帯していればとっさのときに調べられるよ」という友人のアドバイスにしたがってせめて職場の机の上にもミニ国語辞典くらいは置いてみようかなと思ったのであった。
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