普通の新妻の日常ってこんな感じよ?
琴乃



 彼は、普通に私の腰に腕をまわして抱く。

人生史上初の最低かつ最悪な誕生日も
1日過ぎると、
最高に幸せなことがやってきた。
地獄に仏?
そんな感じ。


高松のSさんが、やってきて!
飲みに誘い出してくれた。
約8ヶ月ぶりの再会!
もう、彼に会えるってわかっただけで
舞い上がってしまう自分。
そんな自分に呆れながら、いそいそ準備して
会いに行った。


お互いに、元気そうでよかったー。
って言い合って。
彼は、普通に私の腰に腕をまわして抱く。
よかったーっ!!
神経性胃炎で1週間食べられなくて!
ウエスト減ってたし!
ラッキー☆
くだらないこと思いながら。
再会を喜んでた。


二人でいろんな話をしてて。
この時ほど、頭の手術してよかったー!
って思ったことなんてなかった。
やっぱり、手術とか症状とか術後の経過とか
専門外のせいか興味あるみたいで。
なんだか、医者と患者?って感じがしなくもなかったけど
心配してくれてたし、病名までしっかり
覚えてくれたりとか、関係ごととか教えてくれたりとか
すごい、安心できた。
自分の体のこと。


彼に手を握られると、彼の手はとても暖かくて。
私の手は、とても冷たかったから
なんだか、それだけですごい、嬉しかった。

帰宅しながら歩いてて
体が軽くなった気がした。
これだけ、1週間も食欲がなくなるなんていう
私にとって前代未聞の出来事の最中なのに
すごく幸せで。
今までより、さらに深く繋がったような
気がした。
特に何があったというわけでもないけど。
背中が、軽くなった。



今晩、彼氏と話をすることになったけど、
会社で久しぶりに彼氏にあったら、
顔なんて見れなかった。
見たくなくて。
普段なら、帽子をかぶらずに仕事するけど
今日は、ずっと帽子をかぶったままで。
顔を会わせたくないがために。
Sさんに会って、すごい幸せなはずなのに、
それさえも、吹き飛ばした彼の存在感に
圧倒される。


どう転んでも、自分をしっかり
持たなくちゃって思う。


Sさんだけじゃなくて、ほかにもいろんな
友達が、私を支えてくれてるから。
またねって、Sさんと約束したわけじゃないけど
なんだか、次があるような気がしたから、
次にSさんに会っても、
元気でいられるように、
自分をしっかりもたなくちゃ。
そうでも思ってないと、倒れそうで。



気力と精神力だけで
人間が動けるというのは、
初めて知った。
今月入ってから、
初めて知ることが多すぎて、大きすぎて
泣きそうなほど、しんどい。
せっかくSさんに会えたのにね…。





2006年04月17日(月)
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