虹色過多想い
2004年11月14日(日)  突然の君の訪問に感激


授業としては最後の学校・・・のはずでした。
今日行って、あとは終末試験を受ければもう卒業条件クリアな予定でした。
でも、今日もやっちゃった。時間割間違い。
もう1日学校行かなくちゃいけません。あと1時間だけ家庭科の授業を受けに。
なんで先週に引き続きこうなんだろうねー。
本当しっかりしなくっちゃって感じです。
3限受けて、4限が空いて、5限に家庭科だと思ってたから、4限は図書館で勉強してたのに、家庭科は5限じゃなく4限だったみたい。
空き時間なんてなかったんじゃん。
昼休み、4限と続けて図書館で過ごして、勉強の他に俵万智の「チョコレート革命」まで読んじゃったよ。今までもう何度も読んでるんだけどさ。
べつに勉強できたし有効に時間を使えたから間違えたこともいいんだけど、また他の日に学校に行くってのがなぁ。
電車を使ったら乗換えとかあって片道1時間近くかかっちゃうんだもん。

そんなんで、今日も彼が車でお迎えしてくれた。
普段も家まで迎えに来てもらってるけど、学校に迎えに来てもらうのとかまだ慣れない感じがする。
わざわざ迎えに来てもらっちゃっていいの?ってやっぱり思っちゃうよ。

今日はパール・モンドールのケーキを食べに行った。
なんか素朴なお味のお店だったな。洗練されてない昔ながらの味って感じ。
それはそれでおいしいんだけど、今の時代の洋菓子に慣れてしまうとどこか物足りない気もする。
それからフレッシュネスバーガーに連れて行ってもらって、お勉強をした。
フレッシュネス食べたかったんだよね。1年ぶりくらいに食べたー。
彼が夜にはお友達と会う約束がということで、晩ご飯の前にバイバイをした。

空から雨が落ち始めた夜10時。彼からの電話。
毎日と言っていいくらい電話をしてるし、会った日でも今日みたいに彼がお出かけした時は帰ってきてから電話をくれることが多いので、驚くこともなく当たり前のように電話に出たんだけれど、今日は特別だった。
「今、あいの家の前」って言う彼。
冗談やら嘘やらが好きな人なので、また今回も騙されるーって思ったのに、窓から外を見ると道路の向かい側に本当に彼の車が止まっていた。
「あたし、もうパジャマなんだけど。でも5分待って?着替えるから。お願い」
お友達との食事の帰りにわざわざ会いに来てくれた。
助手席に乗り込んで、「どうして会いに来てくれたの?嬉しいんだけど!」って騒ぎ立てた。
彼は「普通じゃない?」なんて言ってくれたけど、あたしにとっては全然普通じゃなかった。
電話がかっかってきて、窓の外を見ると恋人がいるなんてドラマや映画の中のお話だと思っていたもの。
つい4時間前までだって会っていたのに。

実は、そのつい4時間前までの時間では、ケンカってほどでもないけれど、またちょっと険悪な雰囲気になっていた。
ケンカ以外のことでも、あたしには少し不安なことがあったりして、あんまり笑顔でいられなかった。
そんな想いを引き摺ったまま家に帰って、心は重く、頭痛までしていた。

今日2度目の逢瀬は嬉し過ぎて、感激で、笑顔で会えた。感無量だった。
さっきまでの重い心は部屋の窓から彼の車が見えた途端消え去って、今日何度目かの彼の腕の中でやっと安心感を得られた。
不安要素も彼が全部拭ってくれた。
今日の午後から夕方までの4時間はどこかぎこちないところがあったんだけれど、夜のたった15分の逢瀬は何より幸せな時間となった。

日記に全部は記していないから、日記に書いていない日に彼ともめたりしてることはあるわけで、万事うまくいってるわけではない。
やっぱり悲しくなったり、つらいなって感じたりする。
それは彼も同じであって、あたしのせいで嫌な思いをしてることもあるでしょう。

恋愛のカタチは目に見えるものじゃないから時々わからなくなってしまって、変なことを考えたり、間違った選択をしそうになったりする。
でも、いろいろ考えても、やっぱり最後に行き着くところは「愛してる」って気持ちだから。
もめたり、ケンカしたりしても、別れを選ぶことなんてできない。
悲しく感じることも、つらいこともあるだろうけど、彼とお別れする以上に悲しいことなんてきっとないもの。

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