虹色過多想い
2004年11月20日(土)  穏やかな波
登別第一滝本館へ家族と1泊旅行に行ってきた。
そこはあたしが赤ちゃんの頃(生後4ヶ月くらいの時)に初めてお泊りした旅館なのです。
すごく古い旅館なんだけど、改装を重ねているので綺麗で広くって素敵だった。
7つの源泉を引いていて、温泉はとーっても気持ちよかった。
晩ご飯もおいしくって、たくさん食べた。
昨日までは胃が痛くって、毎日胃薬を飲んでたのに。

精神的なことで胃を痛めるなんて弱いってことで嫌だなぁと思う。
でも本当に治ってよかった。
彼に話を聞いてもらって、不安を失くしてもらって、温泉に浸かる。
こうやって文字にすると簡単なことだけど、実際はとっても大変だったんだよね。
あたしも、彼も。
だからこそ彼に感謝してるし、今度からは不安を溜め込まないで、強くなれるようになろうと思った。
そんな風にゆったり考えれるほど温泉パワーはすごかったのです。

浴衣を着たまま温泉街を歩いていいってことなので、夜は気温10℃の中、浴衣の上に半纏を羽織っただけで買い物とかに行きました。
旅館の浴衣でお外を歩くとかちょっとやってみたいじゃない?
なかなかできないじゃない?
そんなんで、震えながらやってみました。
ママもおばあちゃんも一緒にお出かけしたんだけど、ふたりはショールだとかコートとか着込んでた。
すれ違う人たちもみんなコート着てた。
さすがに吐いた息が白くなるほどの気温の中、浴衣は無謀だったかも。

旅行中は他の事を考えずに本当にゆっくりできた。
旅行かばんの中には英語の単語帳と、世界史の一問一答と、手帳とペン、メモ帳、文庫本ってたくさん詰め込んでいったんだけど、どれもかばんから出すことすらしなかった。
いろんな意味でいい旅行になったと思う。
今、考えなくちゃいけないことだけを考えられたから。
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