虹色過多想い
2004年12月27日(月)  今年最後の満月

今日は満月でした。
月はいつもあたしたちを見ていてくれて、あたしは何度月に願ったかわかりません。

あさっては中学校の同級生たちと忘年会で、あたしにとっては初めて経験する忘年会というもので、わくわくしてる。
でも、今年は忘れたい年なんかじゃなかった。
すべて憶えておきたい年だった。

今年の5月に好きな人ができました。
片想いでした。
最初からそれをわかっていて、それでも、報われなくとも叶わなくとも愛していきたいと想える人でした。
想ってくれなくてもどうしても隣にいたい人でした。
その人の隣にいられるのなら何でもしたいと思ってました。

4ヵ月前の昨日、河川敷に車を停めて、一緒にケーキを食べました。
ケーキを食べ終えた後に、告白のようなものをした気がします。
前からいつも’好き’を送っていたけれど、その日は恋人になりたいなんてことを言ったような気がします。
その人はやっぱり応えてくれなくって、あたしは永遠に特別な人にはなれないんだなと、そう思いながらお家に帰りました。

4ヵ月前の今日になってから1時間半が経ったとき、ついさっきまで会っていて、あたしの気持ちにはやっぱり応えられないと言っていたその人からの着信。
「彼女になってくれない?」「つきあってくれない?」って電話先から聞こえてきた言葉。
あたしはなんて答えたんだっけ・・・。
答えなんてもう決まっていたし、相手も答えはひとつだって知っていたよね。
嬉しくてたまらなかったのを憶えてる。
本当はその人の唯一の人になりたくてたまらなかったんだもの。

あの日、決めたんです。
その人の素敵な彼女になろうって。
他の誰かじゃだめだって思ってくれるぐらい特別な存在になろうって。

あたしの好きな人はやさしい人です。
努力家で、一生懸命で、尊敬できる人です。
いつもあたたかい手を差し伸べてくれて、あたしの冷たい手をあたためてくれます。
あたしに意地悪するのが好きみたいです。
悪い冗談も好きみたいです。
時々自分勝手で、すぐに機嫌が悪くなっちゃったりして、亭主関白な人です。
意外と気配り上手で、意外とおもしろくって、いつもあたしを笑顔にしてくれます。
あたしはその人が笑ってくれると嬉しくって、その人の表情が曇ると悲しくなります。

どんな部分も受け止めてあげたいんです。
どんな所も愛おしいんです。
支えてあげたくって。幸せにしてあげたくって。
今すぐには完全な幸せをあげられないかもしれないけれど、もっとずっと一緒にいて、もっと幸せにしてあげたい。

今年最後の満月にそう誓いました。

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