虹色過多想い |
2004年12月29日(水) 私は今年を忘れない |
中学校の同級生たちと忘年会をした。 ススキノまで行く予定がいつの間にか地元の白木屋に変わっていて、予約はしていなかったんだけど、掘り炬燵の個室に通されて、そこで4時間飲んだ。 あんまりお料理を食べなかったせいか、お酒をそんなに飲んだ記憶はないのに、かなり酔いが回ってた。 カラオケとかもできる防音室だったので、みんな騒ぐし笑うしですごかったなー。 お腹が痛いって言いながらみんなでお腹を抱えて笑っていたけど、何がそんなにおかしかったのか覚えていない。 楽しかったけど、どちらかと言うとあたしは1番ひどい目にあったと思う。 ロシアンルーレットのたこ焼きははずれを引くし。 そのせいで1杯目のカクテルを一気に飲んでしまったし。 1杯目のグラスを空けるのが1番早くて、みんなにびっくりされたけど、辛くて仕方がなかったの。 なぜかこのメンバーで集まると1番いじめられるし。 お酒の席になると相変わらずみんなは説教を始めて、あたしは説教される側に回る。 いつからかあたしはみんなの中で「男運が悪い女」にされていて、今日も話題はそれだった。 そんな話題が出る度に、あたしは恋愛に向いてないのではないかと思うようになっていた。 こんな風に自分の恋心を記録しているのも間違いなんじゃないかと。 「(好きになる)男を見る目がない」と言われる度に途方に暮れた。 恋愛に向き不向きがないとしても、あたしは恋愛下手なんじゃないかと思った。 それでも好きな人がいて、あたしはその人に真っ直ぐな愛を贈りたいのだ。 できれば誰もあげられないような。 恋は甘いだけじゃなく、時にしょっぱく、時にからい。 苦しくて切なくて涙して・・・。 それでもいい。 それでも君が最後の人なら。 この先、君にだけ切なさを感じ、君のことで涙し、君について苦しくなる。 これからの長い人生で、たった一人、君にだけ感じることなら、それは嘆くことではなく、幸福に思うべきことなのだ。 きっと誰にどう説明したって全てはわかってもらえない。 たとえみんなが言うように、今までのあたしが散々だったとしても、今回は違うと思いたい。 こんなに想える人にめぐり逢えた。 それだけであたしは十分に嬉しいんだから。 |
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