虹色過多想い |
2005年01月27日(木) 282分の5の時間 |
受験前にも関わらず、恋人と冬のドライブに行ってきた。 今日はふたりがつき合いはじめてから5ヵ月目の記念日。 その上今日は平日なのに、恋人のお仕事がお休みだったから特別に。 札幌から片道100kmの滝川市まで2時間半(3時間近く?)かけてドライブ。 夏なら2時間かからないところなんだろうけど、冬は雪道でスピードが出せないから。 岩見沢を通っていって、赤いリボンでケーキを食べた。 大丸のデパ地下にも入っているけど、本場は岩見沢だからーってことで。 岩見沢からもずーっとずーっと北に向かって、砂川を越すとすぐに滝川。 今日の目的地は江部乙町にあるファームレストラン「ママズキッチン」 いつも道に迷うあたしたちがこんなに遠くまで迷わず来れてちょっと感激。 無事目的地に到着できた。 スープカレーがメインのお店みたいなので、スープカレーをいただきました。 恋人がスープカレーマニアなのね。 1年前にはスープカレーを口にしたことがなかったあたしが恋人とつきあうようになってからは月2くらいで食べてる。 恋人は週1くらいで食べてるみたいだけど。 お店はログハウス調でかわいかったし、スープカレーも野菜もおいしかったし、滝川まで来た甲斐あったなーって感じです。 北海道はファームレストランの宝庫。 そしてあたしはファームレストラン巡りをするのが大好きです。 カフェのようにふらっと行けないから、行けた時の感動も大きいし。 滝川は星がすごく綺麗に見えるって聞いていたんだけど、生憎今日の空は曇っていて星はひとつも見えませんでした。残念。 帰りは新十津川、月形回りで帰ってきたんですけど、途中すごい吹雪に見回れて恋人は運転が大変だったんだろうなーって思う。 前からは雪が降るってよりぶつかってくる感じだし、対向車線を大型トラックが通るものならすごい風が送られてきて、雪はぶわっと舞い上がるし。 視界は20mくらいになって、周りは雪原で、前にも後ろにも車はいなくって、人も歩いてなくて、最低限の電灯があるだけの道を走りながら「世界でふたりっきりみたいだね」なんて言った。 ドライブはけっこう好き。 しゃべったり黙ったり、笑ったり歌ったりそーゆう時間が止め処なく流れる。 車の中って何するわけじゃないから、景色を見て、お話してってそれだけだし。 あたしは恋人とそれだけで過ごす時間がいいなぁって思うの。 ただ、冬のドライブは目的地に着いても特にすることがないから、また夏に遠出しようねって話した。 ラベンダー畑を見に富良野へ。ひまわり畑を見に北竜町へ。 あぁ、でも秋にも冬にもドライブしたから次は春だね。 ピンク色の綺麗な桜が見える名所に行きたいな。 記念日には毎度ケンカをするというあたしたちの中では不吉なジンクスめいたものがあったのだけれど、今日はケンカしなかったものね。 長い時間一緒にいたけれど終始仲良しさんだったし。 恋人が生きてきた23年間という時間の中のたった5ヵ月しかあたしは一緒にいれてない。 そう考えるとものすごくちっぽけだ。 恋人が24歳になった時、24分の1を一緒に過ごしたと言ってもらえるようになりたいの。 冬を越えて、春を通り過ぎて、また一緒に夏を迎えたい。 時間の長さを計ることが全てではないと知っているけれど、でも途切れてしまっては終わりなの。 あたしたちの時間が途切れてしまったら、どんなに「あの人は素敵な人だったわ」と言っても「一生忘れられない恋をした」と言っても、そんなことに一緒に過ごすこと以上の意味はないの。 あたしは恋人と想い出を作りたいんじゃない。 今ここにある時を紡いで生きたいの。 |
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