虹色過多想い
2005年03月16日(水)  今年も一緒に四季を巡りたい

恋人があたしがプレゼントした手袋を会社に行くときもつけて行ってくれたりしてるみたいで嬉しい。
手袋はめるの面倒だなんて言ってたくせに。
だからあたしはほんのちょっぴりだけでも使ってくれればって思っていたのに。
春夏秋冬1年中ずっと身につけられているアクセサリーだとかもいいけれど、シーズンものもいいなぁって思う。
あたしは去年20歳の誕生日に今の恋人にバッグを買ってもらって(その時はまだ恋人ではなかったのだけれど)、一夏使って雪が降り始めた頃に押入れに仕舞った。
そして、雪が溶けたらまたそれを引っ張り出すでしょう。
なんだかそーゆうのもいいじゃない?
1年中使ってるわけでなくて、その季節が訪れたら使うみたいなのが。
だから恋人へ渡した手袋も、冬が終わったら使われなくなる。
そして今年が終わる頃、また冬が訪れたらその手袋を思い出して欲しい。

そして今日は恋人が来年度も札幌でお仕事をすることが正式に決まった。
すごくほっとした。
ずっとずっと心の隅で引っかかってたものを一旦失くせた。
つき合う前から、恋人が来年度はどこか違う場所へ転勤になるかもしれないと知っていた。
だからつきあい始めてからはずっと不安だった。
一時期なんてそんな話ばかりしていた。
遠距離恋愛になるのはもちろん嫌で、でもそれ以上に怖いことがあたしにはあって・・・。
恋人の転勤先の候補には前の彼女が住んでいる町もあって、あたしは恋人がその町へ転勤になることをとても恐れてた。
恋人が前の彼女を好きなまま別れたこと知ってるから。
前の彼女のそばに行ってしまったら、あたしはいらなくなっちゃうかもしれないって。
すごく勝手かもしれないけれど、その町にだけはなりませんようにってずっと願ってた。
とりあえずあと1年はまた近くにいられる。
我侭でも欲張りでもあたしは恋人のそばにいたいよ。
1番そばにいたいの。

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