虹色過多想い
2005年03月27日(日)  ラブレターの宛先は必ず君で

恋人と付き合い始めてから今日で丁度7ヶ月が経った。
7ヶ月前の今日になったばかりの深夜1時過ぎ、電話で付き合うことを決めたあたしたち。
言葉で言い表せないほど、ここにうまくまとめて書くことができないくらいいろいろあって、やっと恋人同士になれた7ヶ月前。
あの日の日記をあたしは記さなかったけど、あの日の電話、あの日のメール、あの日のあたしの気持ち、全部全部憶えてる。

記念日にはラブレターを渡すのがお約束ではないけれど、お決まりのようになっていて、待ち合わせの前に書いた。
約束ではないんだからもうそろそろやめてもいいんじゃないかと思ったし、記念日に書くなんて定義しないで書きたい時に書くってスタイルだけでもいいかなぁと思いながら便箋を開いたんだけど、書きたいことはいっぱいでてきて、先月や先々月と同じように便箋3枚分のラブレターが出来上がった。
毎月ラブレターに書くことは、あたしが恋人をどれだけ好きかってこととどれだけ必要としているかってことと、どれだけ必要とされたいかということ。
先月のラブレターと同じような内容なのかもしれないけれど、今月は今月の、3月27日に想ったことなの。
「愛してる」とはどこにも書かなかったけれど、「愛してる」以上の気持ちをいろんな言葉に詰め込んだ。

先週はあたしが熱を出したり、恋人がお仕事の用事がたくさんだったりして、1度も会わなかった。
1週間振りに見た恋人は春用ジャケットを着ていて、とてつもなく素敵だった。
特別端整だというわけではない顔に見とれてしまうし、際立って何かが、どこかがいいってわけではないのに、全部全部好きだなぁと恋人の車の助手席で想う。
こんなに変わらないものなのかな。
好きだと初めて想ってからたくさんの時間が経っても、両想いになってから何度唇を重ねても、恋人同士になってから長い時間を一緒に過ごしてきても、こんなにこんなに好きは溢れるものなのかなぁと少し不思議に思う。
ときめきもドキドキも安心も穏やかさもこの人といると全部感じられるなぁと思う。
ドキドキしたいとか、安らぎたいとか、どっちかではなくって。

7ヵ月はしみじみと長いなぁと思った。
ラブレターにも書いたのに、恋人の体温に触れていると自分の口から伝えたくなって、恋人の腕の中でラブレターに書いたことと同じことを口にしていた。

 ―ねぇ、あたしは君がいなきゃだめなんだよ。君のためなら何だってできる気がするし、君のためになら強くなれるけど、君じゃなきゃだめなの。他の人ではだめなの・・・。




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