虹色過多想い |
2005年06月05日(日) たとえば君が笑ってくれるだけで |
江國香織の「きらきらひかる」を読んだ。 彼女の本はもう十何冊と読んでいるのに、有名な「きらきらひかる」は読んでいなかったのだ。 なんだかタイミングが合わなかったりして。 「きらきらひかる」が人気作なのがやっとわかった。 ホモだとかアルコール依存症だとか、少し変わった題材だから敬遠してたってのは確かにあったの。 だけど、少し変わった題材なんて関係なくおもしろかった。 その前に江國香織の比較的最近出版された「赤い長靴」を読んだんだけど、これは普通のお話なのに、なんだかなぁって感じだったよ。 本だとか漫画だとかを読んでいると、時々過去のあたしの感情が湧きあがってくる。 心がざわついていろんなことを思い出す。 それでも、あの暗闇に引き戻されないのは、あたしに笑顔をくれる人がいるから。 恋人が笑ってくれると、あたしはそれだけで救われる。 何からと言われたらわからないけど、とにかく救われるの。 恋人のことを護りたいなぁと思う。 そのためには強くいたいし、苦しんだり哀しんだりしてる場合じゃないなぁと思う。 |
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