虹色過多想い
2005年06月10日(金)  20歳は最初から最後まで君でした

夕方、大通駅で恋人と待ち合わせした。
明日はあたしの誕生日。
先週、プレゼントはペアネックレスにしようと言ってくれた恋人と一緒にアクセサリー屋さんを回った。
恋人がそんなことを考えてくれてるなんて思いもしなかったあたしはびっくりした。嬉しくて嬉しくて心が震えたよ。

PARCOと三越と丸井さんとALTAを回って、結局PARCOのeteで買ってもらった。
恋人は「本当にこのお店で決めていいの?札幌駅の方は見に行かなくていいの?」と言ってたけど、元々あたしはeteで買いたいなって思ってて、理想に近いやつを見つけたのでそれに決めた。
丸っこいハートをふたつに分けたようなペアネックレス。
ひとつひとつはとてもシンプルなんだけど、ふたつ合わせるとハートの形になるの。
本当はそのネックレスに誕生石を入れてもらいたかったんだけど、あたしが選んだやつはネックレスが小さ過ぎて石を入れられないって言われちゃった。
あたしは6月生まれのムーンストーン、恋人は7月生まれのルビーだから、あたしのネックレスには赤いルビーを入れてもらって、恋人のには白いムーンストーンを入れてもらうってことをしたかったのになぁ。
ショップのお姉さんは優しくってわざわざ電話をかけて問い合わせまでしてくれたんだけど、だめだった。
それでもやっぱりそのデザインが欲しくって、石は入れられなくってもそれに決めた(散々迷って、他のお店を行ったり来たりして、結局eteには3度足を運んだ)。
ネックレスにはフランス語で「あなたはかけがえのない存在」って刻印してもらった。
最後にはふたりのお付き合い記念日も刻んで、世界でたったひとつのオーダーネックレスのできあがり・・・って言ってもあたしの手元に来るのは10日後だけどね。

嬉しくて嬉しくて「嬉し過ぎて跳ねてしまいそう」と言いながら、地下街を並んで歩いて、晩ご飯を食べに行った。

一年ほど前、ふたりが初めて一緒にお酒を飲みに来た居酒屋さんでお酒を飲んだ。
「20年間生きてきて、この一年間が一番幸せだった。絶対に」
そう言うあたしに「俺もだよ」って言ってくれた恋人。
「本当?」と、何度も訊ねたのは疑ってるんじゃなくって、自信がなかったから。
恋人にとって社会人一年生だったこの一年が今までで一番大変な一年間だと知っているから。
それでも、あたしと過ごした一年を今までで一番幸せだったと言ってくれるの?
君にはあたしが必要だと思っていいの?
かけがえのない存在だと・・・。
新しい一年はもっと幸せだと言い合えるかな。

同じネックレスじゃないの。
ふたつ揃わなきゃ意味がないの。
ふたつ揃ってはじめてふたりのハートを描く。
だからねぇ、もう決して離れ離れにならないように。
願って、祈って、努力して、本当に何だってしようと思う。
この愛を守るためなら。

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