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■ 空想
おいてかれるのに慣れていて 追いかけることはしなかった。 今のここに嫌気は差しても そこから出る勇気を持てなかった。 今がシアワセだと無理矢理思い込ませた自分に 吐いて出る嘘ばかりが空しく消えていく。
真実を見ようとしない私に 誰が何を投げても 答えることは出来ない。 かたくなに閉ざし続ける この世界を守り続ける
悪戯に手を出す 君達が嫌いでたまらない。 それでもそんな中に 必要性を垣間見たり夢見たり
滑稽な生き様だけが 人々の目に映るのだろうか
ここには在らず。
夢を見て跳ぶ世界は 電車の入るホームのざわめきからの 脱出口だった。
痛ましい姿を 万人の目にさらし
朝の つまらない日常に グロテスクな華を添えよう。
朱色の血潮が 灰色の空を鮮やかに染める
暗く湿った空気が空に昇り 熱い雨が カラダにささる。
夢は現実に見るもの。
起こることのない 理想の空想
伸びる影だけがただ長く 闇に広がる。
2001年04月19日(木)
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