紫
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話題が遅れていますが、先日、女子マラソンのオリンピック代表選手が決まりました。
残念ながら、Qちゃんは選考から外れました。
その選考会のニュースを見ていて、母がぽつり。
「ホントは、私も出ているはずやったんだけどなぁ」
子どものころ、山の上のもっと上に住んでいた母は、毎日、兄姉たちとかけっこをしながら、山の上から町の小学校まで通っていました。
もちろん、帰りもあっちこっちと走り回りながら、山の上のわが家まで帰っていたとのこと。
積雪2メートルほどあった冬は、スキーで学校まで。
帰りは、通りかかった近所のおじさんがときどき車に乗せてくれたそうですが、基本的に山をてくてくとスキーを担ぎながら登っていたそうです。
あぁ、なんという、生まれながらのアルピニスト!
そんな母は、オリンピックの時期になると、いつも言います。
「金メダルくらい、取れてたよ」
確かに。
高地トレーニングを普段の生活からしていた母とその兄姉にしてみれば、オリンピックなんて「屁のカッパ」……か?
「アンタも、陸上を続けていれば、オリンピックに行ってたのになぁ」
母がぽつりと言いました。
そんな私もまんざらでもなく、確かに、いい線まで残っていた自信はあります。
なんの根拠はありませんが。
この親にして、この子あり。
オリンピックに行っていただろう自分を、選手たちと重ねながら、毎週、マラソンを見ていた冬が、今年も終わります。
おやすみ。
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