仙台バイパスは空いているか

 元職場ではよく、深夜にひとりトイレの個室にこもって壁を殴っていた。
 それとは違う気分で、なんだか悔しくて、壁を叩きたい気分だ。
 そう、このモヤモヤに名前をつけるなら、「悔しい」が相応しい。
 そっか、悔しいのか、ワタシは。
 自己嫌悪からくる悔しさはお馴染みだけれど、今回は理不尽な仕打ちへの悔しさ。
 こんな感情がまだ残っている。少し驚いた。
 ワタシより怒ってくれて、慰めてくれて、それでなんとなく気が晴れた気になるから、また愚痴ってしまった。
 でもほんとうは、自分で処理しないといけないことなんだろうな。
 いつも甘えてしまう。ゴメン。ありがとう。
 怒ってくれて、慰めてくれて、少し楽になったよ。
 あとは自分で処理しよう。
 手は治療中だから、違う処理方法で行こう。
 車をぶっとばしてGを感じたい。
 気を失ってしまうくらい。
 生きてるって感じたい。
 Blankeyの歌みたいに。


 仙台バイパスは空いているだろうか。
2005年08月11日(木)

メイテイノテイ / チドリアシ

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