天王寺の 青空カラオケが撤去される ニュースをみて なんとも淋しい気持ちになった。
大阪に住みはじめた頃 わたしはよく ひとりであのあたりを ふらふらした。
はじめて 美術館にいったときは、 なんで美術館の裏で カラオケが大音量?と そのミスマッチさに わらってしまった。
ぜんぜん絵画鑑賞の 雰囲気じゃないのだ。
美術館をでて 音をたよりに カラオケ屋台をみつけた。
近所のおばちゃんとか おっちゃんとか 若い女や男たちが あつまって のんびりと だべったり うたをうたったり。
今までわたしが 住んだことのある日本の町では みたことがない あたたかな風景だった。
それがまたひとつ へるんだよな。
きれいに ととのっていくことは いいことなのかな。 安全を コントロールしていくことは いいことなのかな。
あたたかいものが へっていくのは なかなか 誰もきがつかないよな。
あたたかいものが へっていくと どこか心の奥深いところが 危険になっていくような 気がしないかな。
どうなのかな。
わからないけれど、 淋しい気持ちに なってしまったのです。
さてさて きょうのちょんすけ。

かわいい。
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