秋の終わり頃に 新しいアルバムを出すので その発売記念ライブの準備や練習や いろいろなことが同時進行で
同時進行が苦手なわたしは すこしパニクっている。
奄美移住のための お仕事のことや お金のこと いまは 時間を惜しんで うごいていかなければ ならない時だと思うのに
ぼんやりしてしまって どうもいけない。
まあ それはそれで よいのかしら。
からだが動くのを 待つのがよいのかしら。
とにかく身体を 柔らかくしておこうと思う。
奄美で教えてもらった 体操みたいなやつが とても心地いい。
野口整体の活元と似ているけれど 少し違う。
目の玉を上に向けながら 身体を動かすのが すごくきもちいい。
身体がうれしがってる。
動きや表情が変態ちっくになるので 相棒のキムラッチには 気持ちわるがられるが
気持ち悪がられるのも 結構快感。
そう、 奄美のお宿から お手紙とお祭りの音源がとどいた。
お祭りがあまりにも 素晴らしかったので 音源がないかしら…と お宿の方にきいていたのだ。
そうしたら 何年か前のお祭りを録音した音源を 探して送ってくださった。 とても嬉しい手紙もつけて。
あした お礼のお電話をしよう。
✳︎✳︎✳︎ おまつりのこと 別のところで書いた文章があった。 雰囲気が伝わるかしら。 以下です。
安木屋場の大好きなお宿「なべき屋」さんのご縁で、 集落の種おろし祭に参加させていただきました。 友と合流し、海で禊をし、集落の神社にご挨拶をし、 海の夕暮れを味わいながら酒と新鮮なかんぱちを堪能し。 夜7時からお祭り。
言葉で言い表しきれぬ素晴らしい祭りでした。 昔は3日3晩踊り唄い飲み続けたそうですが、 今は2晩、夜中の1時まで。 きのうは最後に雨が降りだし、その中でみんなで 大きな輪になっておどりました。 途中おかしなおどりや、間合い、 ダメよダメダメの芸もあったりして、 もうみんな芸達者でゆるくて、大笑いで。
太鼓の音、男女交互の歌声、波の音、笑い声、 大きな自然の元、人間はどんな人も 子どもも大人も男も女も病気の人も元気な人も 形や性質はみんな違えど、みんな同んなじで ここに確かに存在しているんやなあ…と なんとも言えぬじんわりとした気持ちになりました。 お料理もすごい量で、すべて手作りでおいしくって、 準備もとても大変そうだけど 米作りと一緒で みんなで一緒に作業をするから きっと大変な作業も楽しくやれるのやろな。 集落の人はみんな踊りも歌もうまくって 太鼓がなれば自然にからだが踊り出す感じで、 それがとてもうらやましかった。 わたしも音楽と踊りと仲間と自然が いつもそばにある生活をしたいな。
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今夜は ライブのための 秘密の練習。
がっつり歌って すごく汗をかいた。
うたとおどりと 大きな自然と 大切な仲間たちが そばにある生活
そんな人生を つくっていくよ。
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