「熟す」といことが気になりだした。
熟れるのは枯れることにもなるし その中には種もはらんでいる。 生と死が混ざってる。
ずっと陰に隠れていたものが 「機が熟した」ときに ひかりのもとにあらわれてくることがある。
バラバラだったものが 「機が熟した」ときに ぱっとつながることもある。
熟すことは ほっとするけど さみしい感じがする
熟してほしいと思っても 熟してくれないし 熟さないでと思っても 熟す時は熟すし
熟す時は 人間のコントロールの外にある。
その時のリズムに 耳をすますことが したい。
「熟す」ということの 神秘を紐解きたい。
「熟す」ということを 言葉ではなく 身体で考えたい。
自分が「熟す」になってみたり 色と形で「熟す」を探したり 「熟す」音を鳴らしたり
そんな風にして 身体で「熟す」を探求する会を 開きたくなった。
今 島はパッションフルーツの香り。
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