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■ THE WANDERER/Sharon Creech
1)13歳のソフィーは、ロマンチックで論理的で頑固者。ある日3人のおじさんと2人のいとこと一緒に、ヨットで旅に出る計画に加わる。
2)半分ほど読み終える。 ソフィーとコーディー(いとこの男の子)との日記風に描かれているのだが、ファミリードラマという感じなのか、べつに嫌ではないが、ちょっと退屈。しかしどうやらソフィーには謎があるらしいことがほのめかされているので、その謎が解けるのを頼りに読んでいる。英語はやさしいが、米口語・俗語が頻繁に出てくるので、たびたびとまどう。
3)読了。 海に出て嵐に会ったり、狭い船内で喧嘩をしたり、様々な体験を通して、大人も子どもも成長していくという、ちょっといい話系の物語だった。もちろんクジラやイルカに出会って感動するという、海ならではのお決まりのエピソードも盛り込んである。
そしてソフィーの謎とは・・・? 航海の目的地であるイギリスに住んでいるおじいさん(叔父さんたちにはお父さん)が鍵となって、その謎が解ける。かなり重大な謎だったのに、その割にはあまりショックもなく、みんな仲良くハッピーエンドになるのが不思議。あんな謎があったら、私ならぐれてしまうかも。
ソフィーとコーディーの日記は、同じ事柄を書いていても視点が全く違うので面白いが、ちょっといい話系というのは、やっぱり退屈。13歳くらいの少年少女(ジュブナイル)の物語というのは、純粋か危ないかどちらかだが、これは純粋なほうだろう。13歳の子に鋭い人間観察をしろというのが無理かもしれないが、やはり物足りない。子どもならではの偏見のない素直な洞察力というのもあるだろう。もう少しそれぞれの気持ちに入り込んでほしい気がした。
2002年05月27日(月)
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