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■ いたずら魔女のノシーとマーム〈2〉謎の猫、メンダックス/ケイト・ソーンダズ
『いたずら魔女のノシーとマーム〈2〉謎の猫、メンダックス』/ケイト・ソーンダズ (著), Kate Saunders (原著), Tony Ross (原著), 相良 倫子 (翻訳), 陶浪 亜希 (翻訳), トニー ロス 単行本: 191 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 小峰書店 ; ISBN: 4338214023 ; 2 巻 (2005/09)
出版社 / 著者からの内容紹介 人間と仲良くなったノシーとマーム。でも牧師さんが捨て猫を拾ってからというもの、変なことが起こってばかり。二人のせいにされ逮捕されそうになるが、捨て猫メンダックスが魔女の女王のスパイで、いたずらはメンダックスの企みだとわかり……。
これはシリーズの2巻目だが、1巻目で魔女島を追われたらしい二人の魔女が、人間と一緒に暮らしている所に、魔女島からのスパイ猫がやってくるという話。時期はクリスマス。1巻目は、やはりハロウィーンの話のようで、今の時期に読めないのはとても残念。
ノシーとマームがなぜ魔女島を追われたのかということは、やっぱり1巻目を読まないとわからないのだが、べつにこれだけ読んでも、話がまったくわからないというものではない。この話はこの話で独立もしている。
いたずら魔女のノシーとマームのキャラがいい。とんでもないいたずら者なのだが、正義感が強く、心優しい魔女なのだ。そのあたりがなんともさりげなく描かれていて、変におしつけがましくもなく、またユーモアもあって楽しい。魔女たちの面倒を見ている牧師さんたちも、とてもいい。ここまで善意の人がいると、心が温まる。
2005年11月04日(金)
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