業務日誌

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2001年01月26日(金) 「流れ雲 第三号」

 今日は2、5限にあるはずの数学が教師の風邪により休講になったため、2限は普通に休み、6限の保健が5限に繰り上げられ、うちのクラスは5限で授業が終わった。(^-^

 で、その5限終了後、クラスの奴が教壇に立ち、ちょっと待ってと皆を引き止める。

 何かというと、うちのクラスの国語の先生(その話し振りや性格のおおらかさからみんなから親しまれている)に、みんなで何か書いてプレゼントしようじゃないかと言う話しになったのだ。

 そのいきさつはというと...

 たしか昨日の「奥の細道」の授業中、文中に出てくる「片雲」の話しになった。そこで先生が、自分の昔話について語り始めた。学生時代、友人と、自分で書いた小説とかを集めて、それをまとめて文集にしたと言う話しだ。当時、印刷するお金もなくて、だから出来たのは1冊だけだったらしい。ただ、表紙だけは、先生の父親が印刷屋だったため、ちゃんとした紙で綴じた。さて題名はなににしよう。いろいろ考えたそうな。で、最終的に決まったのが...

  「流れ雲」

 これには、学生時代の心ってものは、いろんなものに流されやすい。まさに、風に流される雲のようなものではないものか、という意がこめられているそうだ。いいタイトルではないですか。ちなみに、この「流れ雲」は結局、第2号までで、終わってしまったそうだ。


......そう、そして、数十年の年月を経て、ここにこの「流れ雲」が復活しようとしているのだ......

 あぁ、なんと泣ける話しではないか〜。もちろん俺は大賛成。中にはめんどくさがってるような人もいたけど。そして、B5の白紙が配られた。何を書いても自由。さぁ俺は何書こうかな。いろいろ思案をめぐらせる。よっしゃ、頑張ってかいたる〜〜!

 なんだか、授業日数がただでさえ少ないこの学校の、クラスのいい意味での団結って言うものを、初めて感じた気がした。
 
 ただ...試験前なのが悲しい...(泣)


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