蹴文修記

2003年09月30日(火) 松葉杖戦記その2


体力と身体の回復には寝るのが一番、と昼すぎまで寝る。

起きて水分補給をしてからシャワーに挑戦。
以前階段ですべって指を怪我した時にやった方法で
ギプスが濡れないようにタオルとビニール袋を駆使し
完璧を期したつもりだった。。。が誤算が。

指先の時は足首でくくれば大丈夫だったんだけど、
今度はふくらはぎの上で止水しなきゃいけないのだ。
そして具合が悪いことにふくらはぎってのは力を
入れ抜きすると太さが変わるのね〜。

気がつけばタオルが緩んでお湯が進入、やべー。
とりあえず血が止まるかもしれないくらいスーパーで
もらった袋を縛りつけ、速攻でシャワーを済ませた。
早く取り外しが出来るギプスにしたいなぁ。

そして今日の通院はバスに挑戦。毎日タクってらんない。
でもバス停にたどり着くまで松葉杖で疲労困憊。
これはある意味上腕部と胸筋の筋トレだね。
数日後には立派な胸筋が出来上がってるに違いない。

バス停でバスを待つ間、二人で松葉杖かかえてベンチに。
車で通る人たちが一様にこちらを見る。
「松葉杖が二人もいるよ」
「二人で何やったんだかね」
被害妄想? 気になるなら溝の口まで乗せていけ。
こうなった理由くらいなら話してやるよ。

バスの中は昨日も書いたように戦々恐々と時を過ごす。
おまけに出発が遅れたものだから府中街道を走るこの
バスは沿線工場の従業員をたくさん飲み込んで走る。
混み混みのバスはケガ人にとっては恐怖の館なみ。

きれいな三日月を見上げ疲れた腕に気合を入れなおし、
医院のドアをくぐり通院2日目。

今日の診察は簡単なもの。
ギプス外して様子を観察し、バンテージ系包帯で
しっかりと固定しなおす。もう1日固定しておきましょう。

今日になって痛みの強い箇所が鮮明になってきた。
ケガをした当初痛かった外側の靭帯は腫れているものの
じっとしていれば痛みはなく、逆に始めは痛めていること
に気がついていなかった内側の靭帯がズキズキ痛む。
足首は相変わらず腫れたまま。あんまり変わってない。

内側の靭帯って治しにくいそうな。。。
怪我して帰って来たとき、外側ばかりアイシングしてたから
よけい悪くしてしまったのかな。内側もしっかりケアすれば
こんな状態にならなかったのかな?

「どれくらいでギプス外せるんでしょう?」
「2週間はかからないと思いますよ」
「(安堵)」
「運動できるのは1ヵ月後くらいですかね」
「(ふたたび安堵)」
「でも内側は重傷ですね。。。様子を見て。。。」
「(むむむ)」

まあまだ足は腫れたままだし、足もつけないしゆっくり
治すとするか。。。

「フットサルでケガして来る人って多いんですか?」
「ああ、みんな足首ケガしちゃうみたいですね」
「僕、ずっとサッカーしててこんな怪我初なんですよ」
「そうなんですか〜、早く治さなきゃチーム大変ですね」

と色んな話が診察室で出来るくらい落ち着いてきました。

帰り、腹減ったのでジョナサンで食事。
夕食時だったので店内は混んでいたけど角の良席ゲット。
カツカレーの味はまずまずだったけど店員は良くない。
でも松葉杖を理由にドリンクバーの飲み物を店員に
おかわり注いでもらうという初体験。

帰りはタクシーでした。。。もう歩きたくなかった。

そしてさっき、西友のネットスーパーで食料品を注文。
これからチャンピオンズリーグだ。


                               


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