蹴文修記

2003年10月09日(木) チュニジア×日本


柳沢が点取ってよかった。勝ててよかった。
DF陣のバックアップが確認できてよかった。

でもなぁ、勝つだけじゃ満足できないんだよな。
欧州組の中盤はいつまで経っても成熟の欠片も
感じられないし、鈴木とヤナギのコンビネーションも
鹿島時代以上のものは感じられないし。。。

海外でプレーすることの重要性。
厳しい状況に身を置いて助っ人として結果を残すこと。
そしてその経験を代表戦では十分に発揮すること。
上手くなるってのは別の話で、やはり経験を持ち帰って
生かしてもらわないとなぁ。

ヒデが唯一経験をいい方向に使っているけど、中村も
小野もいまいち代表に還元しきれていないと思う。
中村はヒデがいる時に遠慮しすぎる。ジーコ監督の下では
心配することはないのに、代表に残りたいためのプレーを
している。小野はまだフィジカル面と精神面が甘い。
上手いし僕は好きなんだけどね、代表としては。。。

期待するのは稲本かな。今期からレギュラーに定着して、
年齢的にも選手としてのピークを迎えつつあるころ。
もっと大きくなって、態度ももっとビッグになっていいから
日本代表に刺激を与えてほしい。あのプレミアで毎試合
経験を積んでいるんだから。

ヤナギはセリエでもっとよくなる。日本ではムダ走りと
言われた動きも、セリエでは球が出てくる。周りが呼応して
いいプレーになる。決定力をもっと身に付ければ、高原以上
のストライカーになれると思う。

なんていろいろ書いてみたけど、この時期にチュニジアと
試合する意味があったんだろうか???
いつも対戦相手は消去法的選択によって決められている。
極東の国にとってはしょうがないことなのかな?



                               




2003/10/08(水)20:30 [ 日本時間:10/09(木)04:30 ]
国際親善試合 チュニジア×日本 @チュニジア・チュニス

チュニジア   0  0  前半  1  1   日 本
          0  後半  0
             得点  柳沢  敦(前半39分)
       ブザイエン 警告  
             退場  

チュニジア代表

GK16 ファデル
DF 2 パドラ
  3 ブザイエン
  6 トラベルシ
 19 アヤリ
MF 8 ナフティ
→20 スガイア
(後半44分)
 14 シェドリ
 18 ベンアシュル
→13 ブアジジ
(後半29分)
FW 5 ジャジリ
7 ムハズビ
→12 ミセウイ
(後半34分)
9 ブラハム
→17 セリティ
(後半17分)

日本代表

GK 1 楢崎 正剛
DF17 茂庭 照幸
 22 中沢 佑ニ
  5 三浦 淳宏
 21 加地  亮
MF18 小野 伸二
  6 稲本 潤一
 10 中村 俊輔
  7 中田 英寿
FW11 鈴木 隆行
→20 大久保嘉人
(後半48分)
 13 柳沢  敦
→ 8 藤田 俊哉
(後半32分)


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