うさぎ日記
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2000年10月07日(土) 北京は霧の中

朝、5時30分起床。6時朝食。
コーヒーショップが改装中のため宴会場でバイキング。客の9割は日本人である。
7時ホテルよりタクシーで頤和園へ。30分程で到着。
メーター70元、チップ10元。
早くも切符売り場はほどほどの混雑振りである。入場料8元。

中は8時でこのくらいの人出。これが10時近くなると芋を洗うような混雑になる。
二人を急がせて順路を回るが光緒帝が幽閉された玉爛堂も西太后の居室も閉鎖されていた。
先回(5年前)には自由に入れたその他の建物も門が閉じられ入れない。
石舟も入れない。余りに入場者が多いので傷みを防ぐためなのだろう。
園全体が何となく荒れた感じである。
そのかわりに、とにかく土産物屋が増えた事!池のボートの増えた事!

先回行けなかった蘇州街へ行ってみた。入場料10元。
チマチマして期待はずれ。
それでも二人は初めてみる歴史的庭園に大満足で写真とビデオを撮影しまくっていたのでホッとする。
霧が深く池の風景は全く見えない。
エプロン式の衣装をつけて宮廷婦人になって記念撮影もした。20元。

帰り門前の雲助タクシーと攻防を演じ、ようやくまともなタクシーを掴まえて帰る。
ホテルで昼食。
午後は三輪車で胡同巡り。一人420元。

午後のガイド 劉さん23歳

これは愉しかった。
鼓楼に登る。先回何も無かった楼上に土産物屋がびっしり出来て楼の大きさを感じる事が出来なくなっていたのにはがっかりする。

胡同の一般家庭を訪問。
床が石畳でガラス戸、ガラス窓の様式なので一同冬の寒さを思い浮かべて驚く。
暖房はストーブだという。
この地区は保存地区になっているという。
恭親王府の花園を見る。ここも人出が多すぎて荒れた感じ。
かって美人と謳われた人が老いて何かの拍子に美人だった面影をふと見せるような・・・そんなたたずまいである。
流転の王妃といわれた愛親覚羅浩さんを偲ぶ。

夜の食事は予約してあった釣魚台へドレスアップして出かける。
3名で4680元。(飲み物、サービス料別)
門からエントランスを真っ暗な並木道を走る事しばし。左側にぼんやりと池とライトアップされた堂が見える。やがて玄関。特に目印看板はなし。
ハンサムで上品なボーイが車から降りるのに手を取ってくれる。
中に入ると格式に圧倒される思い。さすが国賓をもてなす雰囲気ではある。

食事は個室でサービスを受けながらするのだが、庶民の悲しさ、かゆいところへ手が届くサービス振りが却って落ち着かない。
味もろくに判らないが上品な料理。


帰路、国慶節の名残のライトアップが美しい北京の街を愉しく帰る。
夜、11時よりマッサージに来て貰う。一時間290元で2時間してもらった。
若い女性でなかなか上手。明日の晩もどうかというので予約する。
結局寝たのは一時過ぎになった。スプライト32元。





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