うさぎ日記
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2000年10月08日(日) 天津へ

朝6時半起床 7時朝食。 
コーヒーショップの改装が終わり庭を見ながらバイキング。宴会場より狭くなったためか混雑。7時半には入口に長蛇の列となっていた。
母とTさんは万里の長城と明の十三陵へバスででかけ、私は天津へセダンでもう一人の男性と出かける。
万里の長城の1日コース670元
天津1日コース1060元

天津まで約一時間半。男性は大阪から靴の原料買い付けに何度か来ているという30歳代の人。
ガイドの呂さんは26歳独身。
王さんのデジタル映像をみせたら「会社で一番助平なオトコ」といって笑う。

天津水上公園 1950年代に出来た新しい公園
天津は戦後急速に衰えたそうでかっての華やかさは微塵も無い。
呂さんは中国近代史が専攻だったとかで水上公園の長閑な空気の中、熱っぽく袁世凱について語る。
当時の複雑な政治分布図は単純な政治機構になれた国民には理解し難いものがある。
食品街へ行き昼食。名物の点心を頂く。美味。
食品街は10年前に出来たというアーケードになっていて面白みは無い。
店の数も少なく品物もさして珍しいものは無い。ここで天津名物という餅菓子を買った。
午後は周恩来が若い頃天津で学んだのにちなんで出来たという周恩来記念館へ行ったところ休館。
天津には周恩来も学んだという南海大学があり、北京大学と共にエリート校の双璧をなすそうだ。

古文化街
規模が小さい。めぼしいものは何も無い。

古文化街の中ほどにある、呂さんお奨めの海賊版CD屋。

一枚10元のCDを物色する呂さんと大阪の男性。

天津は期待外れだった。帰り北京まで爆睡。
呂さんと運転手さんの中国語会話が耳に心地よい。純粋の北京ッ子を誇るだけあって呂さんの中国語は綺麗だ。意味は全然わからないが音がきれい。

2人が帰るまでホテルの周りを散歩。
日本大使館のあたりまで歩く。木が鬱蒼と茂った地域で歩哨の兵士があちこちに見える。
デパートの前を歩いていたらいきなりカタログ片手に駆け寄ってきて中国語をまくし立てる者がいる。どうやら高級マンションを買えというらしい。
中国人のマダムと思われたのか?中国人らしく鷹揚にしかしきっぱりと無言で手を振って立ち去る。

デパートの食品売り場のダチョウの卵。120元。

2人も無事帰り、夜はホテルの中華レストランで食事。
万里の長城は天気に恵まれ絶景だったとか。ホッとする。
2人の買い物を披露してもらい楽しむ。
夜、マッサージ。勧められるままに何と3時間!
母とTさんもこの夜はマッサージを頼んだとか。


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