ビー玉日記
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2005年12月10日(土)  言葉

最近なぜ突然歴史の本にはまっているのかというと、自分のルーツというか、宗教感、あるいはものの見方がどうやってできているのか、興味があるから。

考えてみると、途方もなく昔の日本人と現代の日本人の考え方にそれほど差がないというのがおもしろい。
文明は変わっても、人間の本質は変わっていないということだ。
不吉な言葉は(実現してしまう恐れがあるから)口にしないという言霊信仰が今の世にも生き続けていることとか、個人の利益よりも全体の調和(協調性)を重んじる傾向にあることとか。

そういうことを指摘されて考えてみると、自分は割と客観的にものを見ることができているような気がしていたけど、実はそうでもなくて、やっぱり周囲の意向に同調しやすいことに気付いた。
大切なのは、そういう傾向を理解して、何かの岐路に立った時に、正しい判断を下すこと。
言葉の力に振り回されるのではなく、言葉を使いこなすこと。


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