小馬鹿なさっかの処刑人日記
GET TO HEAVEN.
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2002年04月02日(火)
タイアド。

すいたバスに乗る時は、決まって最後尾の中央へ行く。
さっかという生命体の習性である。

今日もどてんと中央をのっとったさっか。
さっか偉い。(←勘違い)
私のためにバスが走る。(←知覚障害)

しかしこの席、降車ボタンが遠くて困る。
複雑疲労中でとても面倒だったさっかは、
「誰かが押すといいなぁ」、などと考えていた。

その時、前の座席の少女が一人、母親を見て言った。
「ここ?」

うん。

さっか、母より早くうなずく。

「うん」

母親もうなずいた。

一件落着。


もしもその時、さっかを見ていた人がいたら、
大あくびの直後に突然、力強くうなずいた私を、
とても疲れていかれた人だと思ったことでしょう。

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 noted by さっか