兄貴が帰ってきた事により、
基本的に我が家はもはや安全な場所では無くなった。
人が自分の身を案じなくてはならない家など、
この世にあってはならない。
しかしまあ、とりあえず、
比較的平和な記録を残しておこうと思う。
兄貴はこう言った。
「2ちゃん語を使うことは、
自分で自分をオタクだと公開することだ。
俺は "オマエモナー" くらいしか使わない」
そこで私は反論した。
「まさか、自分がオタクじゃないとでも言いたいのか?」
兄貴は、フン、と私を嘲笑った。
「俺は隠している」
そこで威張る意味がわからんのだが。