2003年03月30日(日)
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悲しみ重ねて大人に…
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人類の大部分が目を覚ますべき時刻に、
目を覚まさない私が布団の中にいた。
昨日意識を失ったのは午前4時。やがて気がつくと昼。
連日こんな暮らしをしている自分に嫌気がさし、へこむ。
気を取り直して、学校に提出する「クラス希望届」を書く。
これはクラス割りの際に参考される書類で、
希望クラスと、そのクラスを希望する理由を書く欄がある。
内容が熱いほど、希望のクラスに入りやすいらしい。
私は悩んだ末、希望クラスを修正液で訂正した。
迷いが明確に現れた希望届が完成し、へこむ。
気がつくと事務所が閉まる5時まであと一時間と少し。
ぎりぎりまで悩んでいた私が悪いのだが、
身支度もそこそこに、
着信のあったバイト先に折り返し電話をかけなおしたり、
ちょうど来ていた母親の客に丁重な挨拶をしたり、
車のいない道で赤信号を待ったりしていたら、
事務所に間に合う最後の電車の発射ベル。
扉が鼻先でプシュー。
ガタンゴトン。
もろびとこぞりて むかえまつれ
久しく 待ちにし
主はきませり 主はきませり
主は 主は きませり
(解説:さっかは自分のアホさに驚き、呆然とした)
5時に5分遅れたため、事務所は閉まっていた。
5分。
人生のうちのたった5分。
その5分の使い方を誤った私。
事の優先順位というものを、
常にきちんと脳内で整理していれば、
このようなことは起こらなかった。
自己分析の後、へこむ。
とぼとぼ帰宅。