小馬鹿なさっかの処刑人日記
GET TO HEAVEN.
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2004年02月17日(火)
清談

某映画撮影サークルで短い間お世話になった先輩に、tr沢氏という人がいます。
映画の撮りすぎで何年も留年していたタフな兄さんです。

とある飲み会で、一人の女の子がtr沢氏に愚痴をもらしていました。
記念日に彼氏に会えないとか、彼氏がイベントを大切にしてくれないとか。

tr沢氏「俺の場合、イベントは大事にしないよ」
女の子「どうしてですか? 女の子はそういうところで愛を測るんですよ!?」
tr沢氏「俺は365日、彼女のために出来ることは全部やり尽くす。
    彼女がイベントの日付にこだわり出したら、
    それは俺が日頃、全力を出していない証拠だろ」

んで聞かせてくれたエピソードも、半端じゃないほど熱いものばかり。
すごい人間がいるものだ、と一同が関心しきってため息をつきました。
すると一息置いて、tr沢氏は煙草をぷかーとふかして言いました。
「でも正直、もうあれは出来ないな。俺は若かったよ。
 今は『気持ちが大事』とか言いながら、適度にうまくやってる感じ」


…だからどうという話でも無いですが、
ちょっと昔の記憶を整理したくなったので。
無駄にエッセイ風でした。

表面よりも本質を大切にすべきだということは、誰もがわかっていることです。
それでもなかなか上手に出来ないのは、本質がとても見つけ難いからでしょう。
私は最近、本質とは一固体ではなく、変わっていく全体像のことかもしれない、
などと考えています。

…どうという内容でも無いですが、
まとめをつけないと、エントリーシートで、落とされるんで。
無駄にエッセイ風に結論つけました。



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 noted by さっか