unsteady diary
riko



 ねむりびと

しばらく前まで、ネットが夜しかできないせいで、(テレホ以外はやってはいけないのが原則、と父と約束していたので)
情報収集が夜中に集中したうえに、もともと寝つきが悪いのが重なったら
睡眠時間が平均3時間以下になってしまって、泥みたいにカラダが重かった。
会社説明会のさなかでも、座っていて目眩がしたり、ひたすら眠気と戦ったりして。
他にはそんなやる気のない人、いるわけないから
いろんな他の葛藤とあいまって、
すごーく自分が情けなかったりもして。

反動なのか、5日くらい、死んだように眠っている。
合同説明会に行こうという友人の誘いも断って、
夜も昼間も境がなくて、眠い時に眠っている。
ちょっとだけ体調崩してたせいもあり、
ぬくぬくお布団の中、というだらけた生活が続いた。
ほんとはイケナイのだけど、
いろんなことが停止して。
就活からも遠のいて。
そしたら泥みたいだったカラダが動くようになってきて、
口を開いても嫌な言葉ばかり吐いてる…というわけでもなくなってきた。

まだまだ、だけどね。
それに、サボったつけを払わないといけないので、
また当分寝不足になりそう。(笑)
でももうちょっと、サボるんだ。


ここんとこ、ほっといたら愚痴だらけになりそうだったから、
自分がそのときいちばん楽な方法を、常に選んでいたいって思ったの。
愚痴ってる自分を怖いと思うなら、
それはもう、書くなっていうことだと思った。
笑顔でいられないときに、
ムリに笑顔でいるのはきつい。
ただ、笑顔でない自分ばかり、愚痴ばかり、になってしまったら、
そういう弱い自分にあとで自分自身嫌気がさすわけで。
他人に寄りかかる自分に、余計に辛くなるわけで。

だから。
ちょっと休憩しよう。
そう思いついたら、即実行な私…。
(ふだんは優柔不断なので、これは意外性のひとつらしい)
ココロとカラダはつながってる部分も多いので、
とりあえずカラダをだらだらと休めてみた。


なので。
成長して帰ってくるからね、という武者修行の旅ではなくて。
変わらなくちゃ、という強迫観念にとらわれてることも、
辛くなる原因のひとつ、だから。
とりあえず今回はね。
成長がなくても、相変わらずでも、それを愚痴ってる自分を責めない自分でいられるならいいや、と思ってる。

そんなわけで。
ひとりでいる時間(=寝てる時間?)をしばらくもつことで、“正常”(なにが正常かは置いておいて…)に人懐っこいモードに戻れそうな気がしてきて、わりと元気。
自分は自分。
いろんなことがまわりでどんどんダメになっていっても、
自分のせいでいろんなものを失っても、
さいごまで自分だけはその場から去りようがないのだから、
淋しがらず、揺れすぎず、自分がひとりきりでも生きていられることって、
けっこう大切。
そんな当たり前のことを、改めて噛みしめた。


やわらかな、触れたいという感覚。
あたたかい、つながりたいという想い。
そういうのがひたひたと満ちてくる感覚を
ちょっとお休みしたことで、もう一度味わえるならいいなあ。


これを書いてアップする時点で、ちょびっとそんな気分もあって。
いまのところ素直に嬉しかったりもする。

まだしばらくはのんびり、のーんびりといきます。
基本的には居眠り中ってことで。
「春眠暁を覚えず」というなら、私のなかではすでに春まっさかり…みたいね。


2001年02月19日(月)
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