unsteady diary
riko



 癇癪

昨日、面接へ行く前のこと。
(ガキかっおまえ)というような癇癪を起こしてしまいました。
バカです、ほんとに。
こんなとこで報告したら、人格疑われると思うくらい。
書かないでおこうかな、と迷ったんですが、
いまは就職活動日記になってるなら、それだけ隠すのはやだったから。

化粧もぜんぶしたあとで、母との些細な口論のうちに、
それが理由じゃないのだけど、なんか涙がボロボロ出てきて、
止まらなくなりました。
ファンデーションもマスカラも、はげまくり、それはもう酷いありさま。(苦笑)
電車のなかまで止まらなくて、花粉症を装って、ティッシュとハンカチで精一杯顔を隠して、どうにかしのぎました。
ひっくひっくしながら、スーツ姿で電車乗ってる学生なんて、
いやですねー、出会ったら。
でもよくキャンセルせずにあのまま向かったと思う。

はあ。
ちょっとだけ無理…してたのかなあ、なんて。
いや、活動は全然足りないくらいなんですが。
気分的なことで、です。

行きたくなかったんだろうし、笑顔ではきはき、という部分も、別人に成りすまさなければならなかったし。
その業界も…ほんとうは行きたくないと思っていた。
明日も、そうだといえば、そう。
いや、行きたい業界なんてもうないも等しいんだから、それはしょうがないんだけど。
それでもやっぱり、ひっかかってはいた。
無理矢理つくった志望動機や、私がそこで働きたいと心底思っているかのように、熱意を込めて話すことに対して。
多くの人がやってることだけど、私は本来はやりたくなかったことだから。

ぼろぼろ泣いたら、少しだけすっきりしました。
悪くない母に、当たってしまったけど。
泣きながら、「行きたくないのに頑張って行こうって思い込もうとしてるのに…」という言葉が出てきてしまって。
それが図らずも本音かなあって。

わかってたけど。
しょうがないから、目を瞑った。
こうしてどこかでそのしわ寄せがきても、
やっぱり目を瞑るしか、今は他に思いつきません。

だいたい多くの人が、そうして就職するんですから。
しょうがない、と割り切れなくても、割り切る努力をするしかない。


ボロボロ泣いてた私ですが、腫れた顔で、それでもその後の面接を一応こなしました。
もたつきまくって、よくなかったけど、でもとりあえず、笑顔で通しました。
仮面が上手く被れるようになったということか、切り替えが早くなったということか。
フクザツ。
第一志望だと言わなくてもよく、それだけはほっとしました。
やっぱりそれは嘘だもん。

現実味があるほど緊張して、逃げたくなる、という部分もあるような気がします。
行きたくなかったというのも本音だけど、一方で勤務条件はよかったから。
そういう意味でも、欲かいて緊張するのと、でも前向きに頑張れない気持ちと、釣合いが取れなくなったのかもしれません。




2001年03月27日(火)
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