unsteady diary
riko



 テレビ

今日は日曜日だったのね。
昨日のへたりがまだ残ってて、帰宅したばかりのような気さえしている。
切り替えがヘタ。
死体のように眠って、目が覚めたら夕方で、プチ浦島太郎の気分。

「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
ぼくらが創るビジネスプランということで、平中平蔵さんが今日の先生。
この方は、忙しすぎてゼミの学生にはえらく評判悪いらしいんだけど、
小学生にもわかりやすい言葉で授業していて、いいなあと思った。
大事なことだよ、平易な言葉で説明する努力って。

印象的だったのは、彼の伝えたがっていたこと。
「困っている人を助けることは、ビジネスで成功することと矛盾しない」
介護ビジネスがうまくいってなくて、介護の仕事に就こうとする志しをなくしかける人が多い現状を思うと、どうしても疑いたくなっちゃうんだけどね。

子供の発想ってすごい。
例えば、「シルバーバス」というアイデア。
シルバービジネス担当のグループが、老人がなにを求めているのか、聞き込み調査して考えたのが、老人向けの移動喫茶店。
確かに、あったらいいよねー。

頭の堅い大人(もちろんそうじゃない大人もいる)は、どうしても既存のもの、もしくはそれを改良したものくらいしか、浮かばない。
まねっこは得意だけど、いちから作り出すことはとても難しい。
私もそういうタイプだ。
発想力って、鍛え方次第でどうにかなるのかなあ?


それから「マーキュリーライジング」を見てしまう。
ブルース・ウィルスの演技は、やっぱりいいなー。
「永遠に美しく」の冴えないオトコをやってた役者と同一人物だとは思えない。
でも野沢那智さんの吹き替えが、ちょっと違う気がして、違和感があった。
野沢さんの個性が強いから、元の役者のしゃべり方を知ってる場合、頭のなかで喧嘩しちゃうんだろう。
FBIのエージェントという役どころだったから、海外ドラマの刑事ナッシュのイメージでキャスティングされたんだろうか。

キム・ディケンズが可愛い〜v
ボーイッシュで、ショートがよく似合う。
なにより、子供を見るときにふっと緩む目線が、優しくってきゅうん。

そして見所は、子役。ほんとーに天使みたいだった。
瞳がむちゃ綺麗なの、吸い込まれそう。
自閉症で、パズルが天才的で、国家機密の暗号を偶然解いた為に命を狙われ、両親も殺されるという設定だったのだけど、目線の彷徨わせ方とかが、
大人を喰いそうなほど迫真の演技。
すんごいわ、この子。




2001年04月15日(日)
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