ニッキ ゆり 【HOME

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2002年05月13日(月)

誰にでも過去はある。当たり前。
ワタシにも他の人と付き合った過去がある。
それは恋人だってそう。
当たり前に過去はあって
それを引きずるもすっぱり忘れるも
その人の自由。>ワタシへ。
わかっているよ。
わかっているってば!!

すごく泣きたかった。
泣いてしまえば楽になったんだと思う。
でも、もうちょっとの所で涙は出てこなかった。
どうして?なんで泣けないの?
泣いてしまえばきっと楽だよ?
自分の問いかけはなんの意味も無いものだった。

誰かに会いたくて
誰かに会いたくて
そしたらきっと泣けると思ったから。
誰かワタシに涙を流させてください。

「1人で抱え込んで自分だけ辛い思いしてくの?」
「それでもいいなら、何にも言わないけど
辛い顔してるのとか、あえて言わなかったけど知ってるし」
「あんまり自分、追い詰めんな」
友達はこうも言った。
「付き合う価値があるかどうかなんじゃん?」

何にも答えられなくて
中庭のベンチに座って
隣りから聞こえてくる友達の声が素通りしていく感じがした。
頭の中が真っ白になった。
付き合う価値?
ワタシは恋人の中で付き合う価値のある人間なんだろうか。
そしてワタシの中で。

落ち着かせてください。
泣かせてください。
ワタシをほんの少しだけでいいから
ふわふわの毛布に包めて
何も考えられないほどの優しさで満たしてください。

欲ばかりが増えていく。
人に頼って
自分で立とうとしていない。
両足で1歩1歩と歩いて行けてない。
1歩進んでも2歩も3歩も戻ってる。
進めたと思ったら
2歩も3歩も進みすぎてる。
1歩1歩確実に歩きたい。
地に足をつけて
両足で歩きたい。
片足飛びで不安定。
すぐにつまづいて
すりむいた膝を見ながら歩いてく。

自分で自分を追い詰める行動がいけない。
ワタシがいけない。
ワタシに知りたい欲なんて無ければよかったのに。
ワタシに恋なんて訪れなければよかったのに。
全部を否定してワタシも否定して
一体何が残るっていうんだろう。
バカだなぁ。


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